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令和3年第1回定例会(第4号) 本文 開催日: 2021-03-05
令和3年第1回定例会(第4号) 名簿 開催日: 2021-03-05

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  1. 津島市議会 2021-03-05
    令和3年第1回定例会(第4号) 本文 開催日: 2021-03-05


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    トップページ 検索結果一覧 使い方の説明 (新しいウィンドウで開きます) 2021-03-05: 令和3年第1回定例会(第4号) 本文 文書・発言の移動 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 文字サイズ・別画面表示ツール 文字サイズ 大きく 標準 小さく ツール 印刷用ページ(新しいウィンドウで開きます) 別窓表示(新しいウィンドウで開きます) ダウンロード 表ズレ修正 表示形式切り替え 発言の単文・選択・全文表示を切り替え 単文表示 選択表示 全文表示 発言者表示切り替え 全 186 発言 / ヒット 0 発言 すべての発言・ヒット発言表示切り替え すべての発言 ヒット発言 選択表示を実行・チェックの一括変更 選択表示 すべて選択 すべて解除 発言者一覧 選択 1 :  ◯議長日比野郁郎君) 選択 2 :  ◯17番(長屋大和君) 選択 3 :  ◯建設産業部長早川正美君) 選択 4 :  ◯17番(長屋大和君) 選択 5 :  ◯建設産業部長早川正美君) 選択 6 :  ◯17番(長屋大和君) 選択 7 :  ◯建設産業部長早川正美君) 選択 8 :  ◯17番(長屋大和君) 選択 9 :  ◯建設産業部長早川正美君) 選択 10 :  ◯17番(長屋大和君) 選択 11 :  ◯建設産業部長早川正美君) 選択 12 :  ◯17番(長屋大和君) 選択 13 :  ◯健康福祉部長水谷勝彦君) 選択 14 :  ◯17番(長屋大和君) 選択 15 :  ◯健康福祉部長水谷勝彦君) 選択 16 :  ◯17番(長屋大和君) 選択 17 :  ◯健康福祉部長水谷勝彦君) 選択 18 :  ◯17番(長屋大和君) 選択 19 :  ◯健康福祉部長水谷勝彦君) 選択 20 :  ◯17番(長屋大和君) 選択 21 :  ◯市長日比一昭君) 選択 22 :  ◯17番(長屋大和君) 選択 23 :  ◯健康福祉部長水谷勝彦君) 選択 24 :  ◯17番(長屋大和君) 選択 25 :  ◯健康福祉部長水谷勝彦君) 選択 26 :  ◯17番(長屋大和君) 選択 27 :  ◯健康福祉部長水谷勝彦君) 選択 28 :  ◯17番(長屋大和君) 選択 29 :  ◯市長日比一昭君) 選択 30 :  ◯17番(長屋大和君) 選択 31 :  ◯市長日比一昭君) 選択 32 :  ◯17番(長屋大和君) 選択 33 :  ◯議長日比野郁郎君) 選択 34 :  ◯15番(上野聡久君) 選択 35 :  ◯市長日比一昭君) 選択 36 :  ◯15番(上野聡久君) 選択 37 :  ◯市長日比一昭君) 選択 38 :  ◯15番(上野聡久君) 選択 39 :  ◯副市長(津田新太君) 選択 40 :  ◯15番(上野聡久君) 選択 41 :  ◯議長日比野郁郎君) 選択 42 :  ◯副市長(津田新太君) 選択 43 :  ◯15番(上野聡久君) 選択 44 :  ◯副市長(津田新太君) 選択 45 :  ◯15番(上野聡久君) 選択 46 :  ◯市長日比一昭君) 選択 47 :  ◯15番(上野聡久君) 選択 48 :  ◯市長日比一昭君) 選択 49 :  ◯議長日比野郁郎君) 選択 50 :  ◯15番(上野聡久君) 選択 51 :  ◯市長日比一昭君) 選択 52 :  ◯15番(上野聡久君) 選択 53 :  ◯副市長(津田新太君) 選択 54 :  ◯15番(上野聡久君) 選択 55 :  ◯総務部長(渕上晴弘君) 選択 56 :  ◯15番(上野聡久君) 選択 57 :  ◯市長日比一昭君) 選択 58 :  ◯15番(上野聡久君) 選択 59 :  ◯市長日比一昭君) 選択 60 :  ◯15番(上野聡久君) 選択 61 :  ◯総務部長(渕上晴弘君) 選択 62 :  ◯15番(上野聡久君) 選択 63 :  ◯総務部長(渕上晴弘君) 選択 64 :  ◯15番(上野聡久君) 選択 65 :  ◯建設産業部長早川正美君) 選択 66 :  ◯市長日比一昭君) 選択 67 :  ◯15番(上野聡久君) 選択 68 :  ◯建設産業部長早川正美君) 選択 69 :  ◯15番(上野聡久君) 選択 70 :  ◯建設産業部長早川正美君) 選択 71 :  ◯15番(上野聡久君) 選択 72 :  ◯建設産業部長早川正美君) 選択 73 :  ◯15番(上野聡久君) 選択 74 :  ◯建設産業部長早川正美君) 選択 75 :  ◯15番(上野聡久君) 選択 76 :  ◯建設産業部長早川正美君) 選択 77 :  ◯15番(上野聡久君) 選択 78 :  ◯市長日比一昭君) 選択 79 :  ◯15番(上野聡久君) 選択 80 :  ◯建設産業部長早川正美君) 選択 81 :  ◯議長日比野郁郎君) 選択 82 :  ◯議長日比野郁郎君) 選択 83 :  ◯2番(加藤哲司君) 選択 84 :  ◯議長日比野郁郎君) 選択 85 :  ◯議長日比野郁郎君) 選択 86 :  ◯9番(浅井英昭君) 選択 87 :  ◯市長公室長(安井賢悟君) 選択 88 :  ◯9番(浅井英昭君) 選択 89 :  ◯市長公室長(安井賢悟君) 選択 90 :  ◯9番(浅井英昭君) 選択 91 :  ◯市長公室長(安井賢悟君) 選択 92 :  ◯9番(浅井英昭君) 選択 93 :  ◯市長公室長(安井賢悟君) 選択 94 :  ◯9番(浅井英昭君) 選択 95 :  ◯市長公室長(安井賢悟君) 選択 96 :  ◯9番(浅井英昭君) 選択 97 :  ◯市長公室長(安井賢悟君) 選択 98 :  ◯9番(浅井英昭君) 選択 99 :  ◯市長公室長(安井賢悟君) 選択 100 :  ◯9番(浅井英昭君) 選択 101 :  ◯建設産業部長早川正美君) 選択 102 :  ◯9番(浅井英昭君) 選択 103 :  ◯建設産業部長早川正美君) 選択 104 :  ◯9番(浅井英昭君) 選択 105 :  ◯建設産業部長早川正美君) 選択 106 :  ◯9番(浅井英昭君) 選択 107 :  ◯建設産業部長早川正美君) 選択 108 :  ◯9番(浅井英昭君) 選択 109 :  ◯健康福祉部長水谷勝彦君) 選択 110 :  ◯9番(浅井英昭君) 選択 111 :  ◯健康福祉部長水谷勝彦君) 選択 112 :  ◯9番(浅井英昭君) 選択 113 :  ◯健康福祉部長水谷勝彦君) 選択 114 :  ◯9番(浅井英昭君) 選択 115 :  ◯市長日比一昭君) 選択 116 :  ◯9番(浅井英昭君) 選択 117 :  ◯議長日比野郁郎君) 選択 118 :  ◯教育委員会事務局長(長谷川秀敏君) 選択 119 :  ◯9番(浅井英昭君) 選択 120 :  ◯教育委員会事務局長(長谷川秀敏君) 選択 121 :  ◯9番(浅井英昭君) 選択 122 :  ◯教育委員会事務局長(長谷川秀敏君) 選択 123 :  ◯9番(浅井英昭君) 選択 124 :  ◯教育委員会事務局長(長谷川秀敏君) 選択 125 :  ◯9番(浅井英昭君) 選択 126 :  ◯教育委員会事務局長(長谷川秀敏君) 選択 127 :  ◯9番(浅井英昭君) 選択 128 :  ◯市長公室長(安井賢悟君) 選択 129 :  ◯9番(浅井英昭君) 選択 130 :  ◯市長公室長(安井賢悟君) 選択 131 :  ◯9番(浅井英昭君) 選択 132 :  ◯市長公室長(安井賢悟君) 選択 133 :  ◯9番(浅井英昭君) 選択 134 :  ◯総務部長(渕上晴弘君) 選択 135 :  ◯市長公室長(安井賢悟君) 選択 136 :  ◯9番(浅井英昭君) 選択 137 :  ◯総務部長(渕上晴弘君) 選択 138 :  ◯9番(浅井英昭君) 選択 139 :  ◯議長日比野郁郎君) 選択 140 :  ◯議長日比野郁郎君) 選択 141 :  ◯3番(伊藤久夫君) 選択 142 :  ◯市民生活部長(高林茂宏君) 選択 143 :  ◯3番(伊藤久夫君) 選択 144 :  ◯市民生活部長(高林茂宏君) 選択 145 :  ◯3番(伊藤久夫君) 選択 146 :  ◯市民生活部長(高林茂宏君) 選択 147 :  ◯3番(伊藤久夫君) 選択 148 :  ◯建設産業部長早川正美君) 選択 149 :  ◯3番(伊藤久夫君) 選択 150 :  ◯建設産業部長早川正美君) 選択 151 :  ◯3番(伊藤久夫君) 選択 152 :  ◯建設産業部長早川正美君) 選択 153 :  ◯3番(伊藤久夫君) 選択 154 :  ◯市長日比一昭君) 選択 155 :  ◯3番(伊藤久夫君) 選択 156 :  ◯市長日比一昭君) 選択 157 :  ◯3番(伊藤久夫君) 選択 158 :  ◯市長公室長(安井賢悟君) 選択 159 :  ◯3番(伊藤久夫君) 選択 160 :  ◯市長公室長(安井賢悟君) 選択 161 :  ◯3番(伊藤久夫君) 選択 162 :  ◯市長公室長(安井賢悟君) 選択 163 :  ◯3番(伊藤久夫君) 選択 164 :  ◯市長公室長(安井賢悟君) 選択 165 :  ◯3番(伊藤久夫君) 選択 166 :  ◯市長公室長(安井賢悟君) 選択 167 :  ◯3番(伊藤久夫君) 選択 168 :  ◯市長公室長(安井賢悟君) 選択 169 :  ◯3番(伊藤久夫君) 選択 170 :  ◯市民生活部長(高林茂宏君) 選択 171 :  ◯3番(伊藤久夫君) 選択 172 :  ◯市長公室長(安井賢悟君) 選択 173 :  ◯3番(伊藤久夫君) 選択 174 :  ◯教育長(浅井厚視君) 選択 175 :  ◯3番(伊藤久夫君) 選択 176 :  ◯市長公室長(安井賢悟君) 選択 177 :  ◯3番(伊藤久夫君) 選択 178 :  ◯市長公室長(安井賢悟君) 選択 179 :  ◯3番(伊藤久夫君) 選択 180 :  ◯市長公室長(安井賢悟君) 選択 181 :  ◯3番(伊藤久夫君) 選択 182 :  ◯市長公室長(安井賢悟君) 選択 183 :  ◯3番(伊藤久夫君) 選択 184 :  ◯市長公室長(安井賢悟君) 選択 185 :  ◯3番(伊藤久夫君) 選択 186 :  ◯議長日比野郁郎君) ↑ 発言者の先頭へ 本文 ↓最初のヒットへ (全 0 ヒット) 1:        午前 9時00分 開議 ◯議長日比野郁郎君)[ 279頁]  おはようございます。  これより本日の会議を開きます。  直ちに、議事日程の順序に従い、会議を進めます。  日程第1、これより一般質問を続行いたします。  なお、議会運営委員会で御了承いただきましたとおり、感染症予防対策として議場内の密を避けるため、議員の出席制限に御協力をお願いいたします。質問議員及び次の質問議員を除き、議席番号が奇数の方は議場外待機をお願いいたします。なお、理事者においても、質問通告に応じて議場外待機をお願いいたします。  まず、長屋大和君の発言を許します。        17番 長屋大和君〔登 壇〕(拍手) 2: ◯17番(長屋大和君)[ 279頁]  おはようございます。  議長より発言のお許しをいただきましたので、通告に従いまして一般質問をしていきたいと思います。  津島市での新規の新型コロナウイルス感染症は落ち着いては来ていますが、まだ予断は許されない状況にあります。そして、新型コロナウイルス感染症によってお亡くなりになられた皆様へ心よりお悔やみを申し上げるとともに、今なお新型コロナウイルス感染症で闘病生活をされている皆様へ一刻も早い御回復をお祈り申し上げたいと思います。  また、医療の最前線で治療に当たられている医療従事者の皆様、福祉・介護関係の皆様、ライフラインを支えていただいている皆様に心より感謝申し上げます。  それでは、まずは件名1件、水害の件としまして、要旨1.冠水について質問していきたいと思います。  近年まれに見る大雨によって、多くの地域で水による被害がニュースになっております。津島市でも昨年の9月には、大雨により、テレビのニュースで海部総合庁舎前の道路が冠水している状況が放映されましたが、市内のどの地域で道路冠水があったか、まずお尋ねします。        建設産業部長 早川正美君〔登 壇〕 3: ◯建設産業部長早川正美君)[ 279頁]  昨年9月7日の台風10号の影響による大雨では、津島観測局で1時間当たり37ミリの雨量を計測し、日光川より西側の地域で道路冠水が多く見られました。議員御指摘の海部総合庁舎前の道路や市民病院の周辺、西愛宕町の交差点周辺、市西部地域の江西町、江東町、老松町地内などで道路冠水が発生しております。以上でございます。 4: ◯17番(長屋大和君)[ 279頁]
     日光川より西側の地域で多く見られたとのことですが、津島市の現在の排水状況について教えてください。        建設産業部長 早川正美君〔登 壇〕 5: ◯建設産業部長早川正美君)[ 280頁]  津島市の排水状況でございますが、津島市は市内のほぼ全域が海抜ゼロメートル以下で、雨水や生活排水は排水ポンプにより河川へ強制排水によって頼っております。市内の排水は、地形や歴史的経緯等により6つの排水流域と公共下水道の合流区域に分かれており、日光川や新堀川などに農業用の排水機場などでポンプによる強制排水を行っております。以上でございます。 6: ◯17番(長屋大和君)[ 280頁]  では、次に、冠水対策についてお尋ねします。  何か対策はされているのでしょうか。        建設産業部長 早川正美君〔登 壇〕 7: ◯建設産業部長早川正美君)[ 280頁]  排水対策について御答弁申し上げます。  津島駅の周辺や市民病院付近の市街地の排水は、愛知県が管理する善太川に自然に流下し、蟹江町地内の善太川の河口にある日光川西悪水土地改良区が管理する排水機場のポンプで日光川へ排水されております。  冠水対策といたしましては、市民病院の東側を流れる善太川では、愛知県が東愛宕町地内から埋田町2丁目地内の最上流部区間までの800メートルの区間について、河川を拡幅するため用地買収を進めているとともに、用地買収が完了した箇所については河道の確保の支障となる海部土地改良区の用水路移設工事を今年度から開始しております。善太川の河口にある排水機場については、平成27年度に県によりポンプ設備の更新が完了し、排水能力は向上しております。  また、市では平成22年度、平成23年度に県道名古屋津島線の歩道整備に合わせ、新たに雨水を速やかに排水できるよう、県と共同で本町3丁目地内から今市場町3丁目地内までの延長約430メートル区間の歩道の下に排水路を設置しております。  次に、西愛宕町交差点周辺の排水は、県道の津島蟹江線の歩道整備に合わせ、新たに雨水を速やかに排水できるよう、平成9年度より平成29年度まで県と共同で歩道の下に排水路を整備し、善太川へ直接排水できるようにいたしました。  最後に、江西町地内、江東町地内、老松町地内などの市西部地域の排水は、農業用で整備された幹線水路から向島排水機場で新堀川へ排水し、新堀川から根高排水機場で領内川に排水しております。  冠水対策としては、県による幹線水路の整備と向島排水機場と根高排水機場が老朽化して排水能力が低下していたことから更新工事が実施され、平成29年度に向島排水機場、平成30年度に根高排水機場が完成しております。また、市では平成29年度から農村振興総合整備事業により下新田地域の排水路を改修しており、江西町、江東町、老松町地域の排水路の負担軽減を行っております。以上でございます。 8: ◯17番(長屋大和君)[ 281頁]  多くの排水に関しての工事がされていますが、このほかには何か国の補助金を使って冠水対策は行っているのでしょうか。もし行っているのであれば、全体の事業費と、そして津島市の配分についてもお尋ねします。        建設産業部長 早川正美君〔登 壇〕 9: ◯建設産業部長早川正美君)[ 281頁]  愛知県では、令和2年度、令和3年度で津島市の水も流れていく善太川の流下能力を高めるため、愛西市内の善太川中流部、名阪北善太橋上流から佐屋大橋下流までの約1.8キロメートルの区間で、河道のしゅんせつが行われております。善太川の改修については、かねてより地元県議のお力を得て強く県に要望しており、事業費については国の防災・減災対策等強化事業推進費を活用し、愛知県全体で15億2,000万円の内示があり、そのうち善太川のしゅんせつには7億7,000万円が配分されております。以上でございます。 10: ◯17番(長屋大和君)[ 281頁]  部長が答弁されたように、市内の冠水対策は県の事業を進めることがとても重要であると思いますが、県に対しては何か働きかけはしているのでしょうか。        建設産業部長 早川正美君〔登 壇〕 11: ◯建設産業部長早川正美君)[ 281頁]  冠水対策に対する県への働きかけについてのお問合せでございます。  善太川の改修事業につきましては、毎年日光川水系改修促進期成同盟会や愛知県議会建設委員会県内調査において、整備・促進の要望を行っております。また、昨年度からは市独自で、県の建設局長に対しても要望を行っております。市街地の雨水排水を受けておる善太川の改修は、津島市にとって大変重要な事業であります。引き続き事業進捗が図られるよう、県に対して機会があるごとに積極的に要望活動を行っていきたいと考えております。  また、併せて市内の水を強制排水している農業用排水機場のポンプ施設についても、定期的に県営土地改良事業で更新がされるよう、各土地改良の協議会等を通じて働きかけてまいりたいと考えております。以上でございます。 12: ◯17番(長屋大和君)[ 281頁]  ありがとうございます。  令和3年度の予算は、昨年ニュースでも取り上げられるほどの冠水が起きていますが、冠水対策等の予算がついていないということですけど、それは2級河川のため県が管理していることだと思います。引き続き、しっかり国や県へ働きかけをよろしくお願いいたします。  続きまして、件名2の新型コロナウイルス対策の件としまして、ワクチン接種について聞いていきたいと思います。  国からのワクチンに関する情報がなかなか出てこない中で、関係課は様々なケース考え、御苦労しながら御対応をされているかと思いますが、現時点で分かっていることや決めていること、そして今後の国・県の方針では変更にならざるを得ないこともありますので、現時点の津島市としての方針や考えをお伺いしていきたいと思います。  また、このワクチン接種については沖議員、森口議員、そして西山議員がそれぞれ質問されておりますので、内容が重複する部分に関しては割愛して質問をしていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  それでは、まず初めに、津島市で行う集団接種は1日で何人の方がワクチン接種可能かをお尋ねします。        健康福祉部長 水谷勝彦君〔登 壇〕 13: ◯健康福祉部長水谷勝彦君)[ 282頁]  集団接種における1日当たりの接種者数につきましては、ワクチンの供給量による影響のほか、1日当たりの実施回数、会場数、会場の広さ等により増減されてまいります。平日は経過観察時間も含め、1回当たり2時間程度を予定しております。例えば、総合保健福祉センターにおきましては、先日実施いたしましたシミュレーションから1回当たり60名程度の方に接種を実施する想定をしており、1日に複数回の集団接種を実施することも検討しております。  また、実施する場所の広さによりましては、医師や看護師を増やすなどの対応により、さらに多くの方に接種を受けていただけると考えております。以上でございます。 14: ◯17番(長屋大和君)[ 282頁]  では、次は、コールセンター及びインターネット等で予約した後の当日の流れですが、個別接種はそれぞれの開業医の先生方で御対応されると思いますので、津島市が行う集団接種に限定して、予約後の流れに関してお伺いしたいと思います。  集団接種のワクチン接種日の当日の流れは、どのように考えているのでしょうか。        健康福祉部長 水谷勝彦君〔登 壇〕 15: ◯健康福祉部長水谷勝彦君)[ 282頁]  集団接種の当日の一般的な流れといたしましては、受付に接種券、予診票及び運転免許証や被保険者証等の本人確認書類を御提出後、体温を計測していただきます。続きまして、医師による予診、看護師によるワクチン接種を受け、接種済証を受け取っていただくこととなります。その後は、アナフィラキシーを呈することがあるため、接種後少なくとも15分は経過観察となります。なお、過去にアナフィラキシーを含む重い症状を引き起こしたことがある方につきましては、予診時において申し出ていただくとともに、接種後30分程度経過観察することとなります。以上でございます。 16: ◯17番(長屋大和君)[ 282頁]  ありがとうございます。  多くの自治体では、医療従事者の方の2回目の接種と高齢者の方の1回目の接種が重なる場合が出てくると思いますが、津島市の考えはどちらが優先になるのかお尋ねします。        健康福祉部長 水谷勝彦君〔登 壇〕 17: ◯健康福祉部長水谷勝彦君)[ 283頁]  4月から5月にかけ、高齢者への優先接種が医療従事者等への接種と並行して進むことが想定されております。国はできるだけ早期に医療従事者への優先接種を完了するように取り組むとのことであります。優先接種である医療従事者が接種する医療機関は決まっており、またワクチンの分配方法も医療従事者は愛知県、高齢者は津島市が行うことから、ワクチンが重なることはないものと思っております。以上でございます。 18: ◯17番(長屋大和君)[ 283頁]  医療従事者の方と高齢者の方の接種が重なっても、接種する医療機関、分配方法も医療従事者の方は愛知県、高齢者の方は津島市ということなので、心配ないとのことです。ありがとうございます。  もう一点、不安な点がありまして、それはワクチンの供給が数少ない不安定な中で、高齢者の方の接種が始まってくるという点です。そこでお尋ねしますが、新型コロナウイルスワクチンは2回接種となっていますが、高齢者の接種は1回目の接種の方と2回目の接種の方ではどちらが優先になるのか、津島市の考えをお聞かせください。        健康福祉部長 水谷勝彦君〔登 壇〕 19: ◯健康福祉部長水谷勝彦君)[ 283頁]  国におきましては、今後発送するワクチンの量につきまして1人当たり2回分に相当するということで発表しております。なお、接種回数の優先接種順位につきましては、現在国からの通知等はまだない状況でございます。以上でございます。 20: ◯17番(長屋大和君)[ 283頁]  部長が答弁されたように、国からの通知がない状況なので、本当になかなかこれは難しい問題だと思いますが、厚生労働省は接種間隔を18日以上の間隔を置いて、標準的には20日の間隔を置いて2回目を接種することとし、1回目の接種から間隔が20日を超えた場合には、できるだけ速やかに2回目の接種を実施することとしていますので、供給量が安定するまでは、1回目の接種の方より2回目の接種の方が優先になるのかなと思いますし、1回目の接種時に2回目の予約をしていくほうがスムーズに進んでいくのかなと私は考えますが、そこで市長にお尋ねします。高齢者の1回目の接種の方と2回目の接種の方は、どちらが優先になるのか、市長としての考えをお聞かせください。        市長 日比一昭君〔登 壇〕 21: ◯市長日比一昭君)[ 283頁]  先ほど担当から答弁いたしましたとおりでありますが、国は送付するワクチンの量を1人2回ということになっております。そしてまた、国からの通知は現状来ていないということでありますので、そのようなどちらが優先ということは国からの指示を待っていきたいと思っております。 22: ◯17番(長屋大和君)[ 284頁]  国からの通知等はない状況ですが、もう既にワクチン配分が決まってきているので、津島市の市長としてどのように考えているかが正直聞きたかったので、残念です。  そして、ワクチンは1バイアル5回、つまり1瓶で5人分の接種が可能になりますが、注射器の機能によってはその回数が6回に増えるとのことですが、初めのまま5人分での計算で質問したいと思います。  先ほど健康福祉部長は集団接種においては、コールセンター及びインターネット等での予約を受付するとのことですが、実際の予約の人数が5の倍数ではない場合はどのようになるのでしょうか。予約の人数によっては、このワクチンが廃棄になって無駄になってしまうのでしょうか。        健康福祉部長 水谷勝彦君〔登 壇〕 23: ◯健康福祉部長水谷勝彦君)[ 284頁]  ファイザー社のワクチンは、現在1瓶で5人分の接種が可能であることから、個別医療機関におきましては接種医療機関へ5の倍数で予約していただくようお願いする予定としております。また、集団接種の予約におきましても、同様に5の倍数での予約とする予定でございます。なお、報道によりますと、6回接種できる注射器の増産する対応を調整するともされておりますので、そのような状況を見極めて対応してまいりたいと考えております。以上でございます。 24: ◯17番(長屋大和君)[ 284頁]  5の倍数で予約を受付していく予定とのことですが、この予約した高齢者の方が接種日に体調不良など様々なケースで急な予約のキャンセルが出た場合は、その分準備しておいたワクチンは廃棄になってしまうのでしょうか。        健康福祉部長 水谷勝彦君〔登 壇〕 25: ◯健康福祉部長水谷勝彦君)[ 284頁]  ワクチンがなるべく無駄にならないよう、5の倍数で予約するようにいたすところでございますが、体調不良などによる急な予約キャンセルにおきましては、当日に連絡しても接種が受けられる方を事前に確保するなど、予約された方に前倒しで接種していただくなどの対応をしてまいりたいというふうに考えております。以上でございます。 26: ◯17番(長屋大和君)[ 284頁]  キャンセルが出て、ワクチンが廃棄にならないように、当日連絡しても接種を受けられる方を事前に確保するというのはなかなか難しいと思いますが、この予約に関して津島市は予約のシステムとLINEアプリの導入を検討していると伺いました。LINEを導入することによって、24時間予約を受け付けることができるのはもちろんですが、キャンセル待ちの予約がアプリ上でできたり、またまだこれは医療従事者向けですが、副反応に関するシステムを開発されており、LINEとつなげることによって接種してから15分から30分後に副反応に関するアンケートがLINEででき、その後、継続的な健康管理が実施できる等、今後それが一般向けにシステムがバージョンアップされることが期待されますが、その反面、最近でも話題になりました新型コロナウイルスの接触アプリCOCOAのような不具合が出てくることも考えられます。リスクとしてはありますし、さらにLINEアプリの不具合が出た場合は、LINE株式会社は電話等では対応するようですが、実際LINEアプリの会社からアプリを修正するためのエンジニアの派遣は行わないとのことです。そうした場合に、このアプリに不具合が出たら、津島市としてはどのように対応するのでしょうか。        健康福祉部長 水谷勝彦君〔登 壇〕 27: ◯健康福祉部長水谷勝彦君)[ 285頁]  現在のところ、予約システムとLINEの両方を導入する予定で、依頼業者と調整を図っているところでございます。LINEの不具合が出た場合の対応につきましては、不具合時の対応について早急に対応できるかどうかの確認を行うとともに、その点も含めまして最終的にLINEの導入について判断してまいりたいと考えております。以上でございます。 28: ◯17番(長屋大和君)[ 285頁]  ありがとうございます。  続いて、市長に少しお伺いしていきたいと思います。  新聞等でも記事になっていましたが、ワクチン接種推進本部を立ち上げた理由は何でしょうか。そして、立ち上げてから何回どのような会議を行ったのでしょうか。        市長 日比一昭君〔登 壇〕 29: ◯市長日比一昭君)[ 285頁]  ワクチン接種推進本部を立ち上げた理由と、何回ほどどのような内容で会議をしたかということでございます。  新聞報道でもありましたが、令和3年2月1日に新型コロナウイルス感染症に係るワクチンの接種について、住民への迅速な接種を実施することを目的といたしまして、全庁一丸となってワクチン接種に取り組む必要があるということで、私をはじめ特別職、部長級職員で構成する新型コロナワクチン接種推進本部を設置することとしたものでございます。そして、健康福祉部健康推進課内に新たに新型コロナウイルスワクチンの接種推進グループを設置いたしました。  推進本部会議につきましては、これまでに3回実施をさせていただきました。2月3日、15日、26日の3回でございます。新型コロナウイルスワクチン接種推進に向けての検討、また情報の共有などを図っているところでございます。以上です。 30: ◯17番(長屋大和君)[ 285頁]  ありがとうございます。  現時点では、国はそれぞれの自治体に合うようなやり方で考えて接種券を配ってください、分配の方法も不透明な中なので、いろいろなシミュレーションを考えなければならないと思います。例えば、1箱来たときにはどのようにやるのか、5箱来たときにはどのようにやるのか、10箱来たときにはどのようにやるのか。  また、近隣の市町村のワクチン接種が始まると、新聞・ニュース等でも報道されると思います。そのとき、津島市が始まっていなかった場合、コールセンターを立ち上げても、苦情の電話でパンクするのではないかと心配になっています。そういうことも考えると、ワクチン接種の時期は近隣の市町村と合わせる動きがあるのかと疑問になりますが、そして国は優先接種の年齢は65歳以上の方からとしていますが、その年齢は自治体によっては引き上げることも認めています。実際にワクチンの供給量によって、今分かっていることは4月26日の週に1箱来るとのことですので、早くても5月上旬に接種が始まるのかなあと思いますが、こういった形で供給が安定的に来るか分からない中でスタートしなければならないということですが、そこで3点お伺いしたいと思います。  ワクチン接種の優先年齢を引き上げることも考えているのでしょうか。もし、実際に一定引き上がるのであれば、それは津島市だけなのか。3点目は、それとも近隣の市町村とそういった足並みもそろえるため同じ方向性で話し合っているのか、津島市長の考えをお伺いします。        市長 日比一昭君〔登 壇〕 31: ◯市長日比一昭君)[ 286頁]  何点か御質問を受けました。  まず初めに話していかなければならないのは、議員お示しのように、津島市には4月26日に1箱、すなわち487人分ですね、これが入ってくるということでございます。国は、愛知県下全体で3万7,000人分、全体65歳以上の方の約2割しか、まずは愛知県全体に入ってこないということなのでございます。そしてま、た4月26日に津島市には1箱、487人ということでございます。487人の接種の中で、2回目、1回目という優先順位はとてもそれをどうするか、2回目ということにはならないと考えております、実際は。ということで、487人分の1回目のワクチンをまずどなたに接種するか。津島市は御存じのように、65以上の高齢者の方が1万8,116人、1万9,000人見えるんですね。その中で、最初に487人ということで、本当に困っております。これは、県によりますと、同じように19日に稲沢とか、12日は一宮ということで、30万都市でも1箱というようなことでありまして、本当にこれを近隣市町村と共有して、話し合ってというようなことが可能かもしれませんが、時々お話しすることはありますが、30万都市でも1箱というようなまだレベルでありますので、その辺りのところは難しい。  まず、高齢者の方のどこに優先的にということをしっかりと議論といいますか、本部会の中で調整していきたいということでございますので、優先年齢の引上げということにつきましても、まずはこの1箱目をどこに配分して、これからどのように配分されるかということも、まだまだ全く白紙でございます。そういうようなことで、私は先ほど国の指示をある程度待たなければといいいますか、そのような地域によって全く状況が違います。そのようなことを含めて、今後しっかりと供給量を見極めながら、この地域に合った、津島市に合った接種方法を考えていきたい、そのような思いでありますので、議員のお気持ちと同じようだと思いますけど、そのようなことを理解していただきまして、対応をしていきたいと考えております。以上です。 32: ◯17番(長屋大和君)[ 287頁]  ありがとうございます。
     市長が言うように、なかなか情報がない中、本当に関係課は様々な議論をされていると思いますが、実際やっぱり1回目接種、2回目接種どちらが優先になるのかというのは、本当にこれは津島市として決めなきゃいけないことだと思いますし、実際ワクチンが供給がない中で始まっていくことは津島市だけではないので、しっかりとそこら辺は市長が陣頭指揮を執って、ワクチン接種推進本部を立ち上げたので、そこはしっかりと話し合って、もう間もなく始まると思いますので、しっかりそれに混乱がないように、スケジュールとかワクチン接種に関することは、高齢者の方に対してはしっかり市から情報発信をして、接種に向けて準備をしっかりとしていきたいと思います。  以上で、私の一般質問を終わります。 33: ◯議長日比野郁郎君)[ 287頁]  次に、上野聡久君の発言を許します。        15番 上野聡久君〔登 壇〕(拍手) 34: ◯15番(上野聡久君)[ 287頁]  それでは、議長に発言のお許しをいただきましたので、通告に従いまして、一般質問をさせていただきたいと思います。  今回、通告をしておりますのは3件でございます。  今回は3月議会ということで、3月のそれぞれ令和3年の一般会計とか企業会計というところを聞いていきたいと思います。  2件目は、土木行政、あるいは道路行政、この件に関しては9月議会でお話をさせていただきました。あれからどうなっているんですか、あるいは予算査定のときに少し私は部長のほうに苦言を呈させていただきましたので、その点についてどのように対応したのかということを聞いていきたいと思います。  3点目、これは人事行政に関してでございます。人事行政に関して、この時期にあんまり質問をする人は少ないかなあと思ったんですけど、割と1日目から見ておりますと、特に奇数が多い方が人事行政に関して質問されておるということは、よっぽどやはりここで聞いておかなければならない、あるいはこの津島市の行政の中でやはり人事に関していろいろ大きな問題があるもんで、この辺でしっかり襟を正して進めていかなければならないということで聞いたと思うんですね。  一番最初に、総務デジタル課の話が出ております。総務課というのは、基本的に地味というか、縁の下の力持ち的なところがあるんですけれども、これで総務デジタル課ということで一躍花形の課になるのかなあという感じをいたします。総務課は以前、町内会の業務をやっておったんですね。だから、割と市民の方々もよく来られた課なんですが、その部分が外されて、割と電算とか、あっちのほうをやっておるもんで、あまり市民の方もなじみがない課だと思うんですね。改めて、総務課、デジタルも入るんですけれども、今後のスケジュールを見ていくと大分選挙のほうが入ってきます。秋までに衆議院選挙があって、市長選挙もあって、参院選挙もある、そして知事選もあって、県議選もあるし、市議会議員選挙、選挙がだーっと続くんですね。だから、もうばったばったになる中での話だと思うんですけれども、改めて総務デジタル課というのは何をするのでしょうか、市長。        市長 日比一昭君〔登 壇〕 35: ◯市長日比一昭君)[ 288頁]  総務デジタル課ということでございますが、何をということでございます。  その前に、国の施策としてこの9月からデジタル庁を新設するということであります。津島市も社会がデジタルで変革していくという大きな流れの中で、どのように組織としてこのデジタルに対応していくかということでございます。そのための組織ということで、総務にデジタル課というのを、はっきり分かるような形で課名を変更させていただくということです。  ということでございますので、総務デジタル課の業務といたしましては、デジタル全般と言っていいのではないでしょうか。そんな中で、業務を遂行するデジタル推進グループをつくるということでありまして、国が進めている自治体の情報システムの標準化とか、行政手続のオンライン化など、津島市におけるデジタルトランスフォーメーションを市民のために役に立つ、市民サービスの役に立つというようなデジタルトランスフォーメーションにしていくというようなことで、業務を進めさせていただきます。もちろん進めていく中で、いろんなことが出てくるはずでございます。民間の専門の人材も派遣いたしますので、その中で適宜適切に内容を変更するかもしれません。しっかりと世の中のデジタル化の推進に、市民も市役所も遅れないようにとの思いでつくらせていただきました。以上です。 36: ◯15番(上野聡久君)[ 288頁]  今の答弁の中で、デジタルトランスフォーメーションが出てきましたね。結局、デジタルトランスフォーメーションと総務デジタル課の相互というか、位置づけというのはどういうふうに考えておるんでしょうか。        市長 日比一昭君〔登 壇〕 37: ◯市長日比一昭君)[ 288頁]  デジタルトランスフォーメーションの位置づけ、総務に対してということですけど、先ほどもお話ししたように、デジタルで市民の皆様が幸せになるということでございます。「しあわせ実感都市、つしま」を実現するためには、総務デジタル課が様々な市民サービスに適応するべく進めていくというような形で、行政サービスのデジタル化を進めていくということでございます。 38: ◯15番(上野聡久君)[ 289頁]  後から人事の話をしていこうと思うんですけれども、要するに今の答弁を聞いて、ああ、こういうことをするんだというふうに感じた人というのは、多分市民の中で誰もいない。非常に具現化したものではないです。具体的にじゃあ何ですかと言ったときにふにゃふにゃの答えになってしまいます。私は、この津島市の人事を見ていく中で、今までそのスペシャリスト、あるいはゼネラリストをしっかりと育成していくんだという思いを持っておるんですね。じゃあ、具体的に津島市の人事の中で、どこが苦手なのかなあというのを考えると、いわゆる電算の問題です。やはり電算関係をそれぞれのところでやっていて、見積り出してくださいと、仕様書が来ましたと、じゃあ誰が査定をするんだと、それぞれの課長ができるのかと、私はここがすごく弱いと思うんですね。あるいは、法制執務もここ数年話をされていますけれども、やはり法制執務もこのまま第一法規のほうにずうっと投げておいて、果たして大丈夫なのかと。やはりスペシャリストを養成するべきではないのかというふうに考えておるんですね。これは後々話をさせていただきますが、このデジタルトランスフォーメーション、その中で副市長はどういう仕事をされるのでしょうか、副市長。        副市長 津田新太君〔登 壇〕 39: ◯副市長(津田新太君)[ 289頁]  先ほども市長が答弁のあったとおりでございますが、デジタルトランスフォーメーションということで新たな課をつくって、やはり国のほうもデジタルに取り組んでいくという中で、国とのまず窓口が津島市としては必要かと考えております。デジタルに関して、各種いろいろな情報が津島市のほうに流れてくるかと思います。まず、それの受皿としてそれぞれの課が独自に判断してやることなく、まずデジタル総務課で受けて、そこの中でどのように取り組んでいくかを考えて各課に指示をしていくと、そういうような形でデジタル総務課をつくるということでございますが、先ほど市長の答弁の中で、新たに国のほうが全国統一的なそういう様式もつくって、31にわたる業務をデジタル化していくという方針が出ておりますので、まずはそれに取り組んでいくことになろうかと思います。 40: ◯15番(上野聡久君)[ 289頁]  日比野さん、僕の質問は具体的に何をするんでした、僕が采配するのではない、あなたが采配するんです。 41: ◯議長日比野郁郎君)[ 289頁]  先ほどデジタルトランスフォーメーションということについて……。        〔発言する者あり〕        副市長 津田新太君〔登 壇〕 42: ◯副市長(津田新太君)[ 289頁]  答弁の内容が若干違っておったということでございますが、今、誰が采配を振るうかということでよろしいでしょうか。 43: ◯15番(上野聡久君)[ 290頁]  僕が采配するんじゃない。 44: ◯副市長(津田新太君)[ 290頁]  国のほうのデジタルトランスフォーメーションの推進計画においては、やはり横断的にそういうことを取り組む必要があるということの中で、部局間の調整に力を発揮できる人材という形でございます。そんな中で、副市長とかいう職が望ましいと言われておりますので、基本的には私がそういう横断的な調整に取り組んでいく必要があるかと考えております。これについては、市の中でやはりある程度横断的なそういう組織も今後つくりながら、采配を振るっていく必要があるかと考えております。 45: ◯15番(上野聡久君)[ 290頁]  今回テレビを見ている人、あらっと思うんですけど、半分ずつ入れておるんですね、議員を大体半分ぐらい。向こうのほうではテレビを見る部屋と音声だけの部屋があるんです。僕、今、音声だけの部屋にいて、これすごく新鮮で声だけを聞くんですけれども、これ実は本当に自信がある答弁、あるいは棒読みをしておるのか、全く自信がないのか、すごく分かるんですよ。市長とか副市長の今の答弁を聞いて、デジタルという感じが全然しないんですよね。日比さんがデジタル、副市長がデジタルって、いまいちぴんとこないんですよね。  結局、総務デジタル課の人材、ここが僕、非常に大きくなってくると思うんですね。2年か何年か、民間の方がどうとかという話ししていたんですけれども、僕はその2年か3年じゃなくて、これからずうっと続いていくわけですよ。5G、6Gの時代があって、多分これはもう止まらない。その中で、たった数年来ていただくという形、もちろんそれはいろんな風を入れるという意味もあるんですけれども、やはり僕はその人材はうちでつくる、そして新卒採用だけにとらわられずに、やはり社会人採用ももう少し増やして、そういうところから人材をつくっていくべきではないかなあと思うんです。要するに、どうしても電算関係、やっぱり僕は弱点だと思う。その辺、市長はどう考えていますか。        市長 日比一昭君〔登 壇〕 46: ◯市長日比一昭君)[ 290頁]  今回、総務デジタル課ということで、民間の専門的な人材を登用しようということにさせていただきました。デジタル庁ができるという以前に、私は国のほうに、これからはデジタルがどうしても大事だということで、地方創生の人材を派遣していただきたいというように指示をしたということで、今マッチングが進められ、ほぼ決まるというようなことでございますので、まずはデジタル専門員を派遣するということでございます。  議員の提案といいますか、将来的にはデジタルのプロパーと言ってはおかしいんですけど、専門職を採用していく方向ではどうかということでございます。そのような形が必要になるのではないかとも思いますし、もう既にそういうことで採用を始めたところも愛知県であります。ということでありますが、ただがたいがちょっと違いますので、いきなり何人も何人もデジタル専門職を雇うということではなくて、まず取りあえず津島の今後デジタル化を進めていくために、どのような道筋でいけばいいのかということも含めて、まずは専門のアドバイザーをお雇いしたと。そこの中で、そういう組織体制のことも必要であろうとか、いろんな提案をしていただくと思っております。既に、ウェブ会議といいますか、ウェブの中で、このようなことをやっていただきたいとお話をさせていただいておるところでございますが、そのようなことでしっかりと将来に向かって、津島市がデジタルで津島市の市民の皆様を幸せにするための施策、人の手配、そういうものをしっかりと今後進めていくというようなことも含めまして、前に前に進めているという覚悟でございます。以上です。 47: ◯15番(上野聡久君)[ 291頁]  市長、この前の答弁を聞いていて、異動に関して人事当局にお願いしたいんですけれども、この1年の異動はやめてやってください。これ本人にとってショックがでかいと思う、やっぱり。ただ、それをどうするのか、例えば3年から5年でいいのかと。私は、スペシャリストになるんだったら5年では短いと思う。5年、6年では難しい。例えば、副市長、副市長だったらここの農業土木、土地改良に関してはもう絶対負けないと思います。これは専門員ですからね。この識者では絶対に負けないと思う。ただし、日比さん、この法制執務とか電算関係に関しては、やっぱりこの辺に関して課題だとは、日比さん、考えませんか。        市長 日比一昭君〔登 壇〕 48: ◯市長日比一昭君)[ 291頁]  まず、お願いしたいのは、日比さんというのはやめていただきたい。公共のこういう電波の中で、日比さんはないでしょう。市長です。よろしくお願いします。今後そのようなことがないようにお願いしたいということです、まず。  その上で、先ほどからお話ししたように、まず手順があるということです。デジタル化をいきなり議員がお示しのとおりに、この庁内にばっと立ち上げて、これができるわけがないと私は考えております。今までの職員の対応等、難しいと思います。であるので、まずは地方創生の人材のそういう登用をお願いして、民間のスペシャリストをぜひ津島にという熱い思いの中で、今回のマッチングが成功したと考えております。そのようなことでありますので、気持ちは同じだと思います。このデジタルをいかに、DXですね、というようなことで市民が幸せになるためにデジタルを活用するのであります。そのための人材を今どのように確保するかというのは、まずしっかりとその辺りのところを段階を踏んでやらせていただきますというような考え方です。以上です。        〔「法制執務」と呼ぶ者あり〕  いきなりの話でございますが、法制執務につきましては県のほうに職員を送らせていただいてやらせていただきますが、ただしこのように本当に申し訳ない、皆さんには申し訳ないけど、多くの条例の誤り等々があったわけでございます。そしてまた、今回も一斉点検をしたというようなことでありまして、それでもまだいろいろ間違いが見つかってくるというようなことではございますが、これは力不足のところがあるかもしれません。しかしながら、やはり職員も努力して一生懸命やっておるというのも確かでございます。その中で、改革していかなければいけないことはしっかりと私も副市長も併せて指導してまいりたいということで、そのようなことを繰り返し行うことによって、やはり職員の質を上げるということが必要であります。そのようなことを一つ一つ丁寧にやっていくことにより、市民の皆様への負託に応えさせていただくということではないかと考えております。以上です。        〔「議長、暫時休憩」と呼ぶ者あり〕        〔「議長、続行して」と呼ぶ者あり〕 49: ◯議長日比野郁郎君)[ 292頁]  今、議事進行ということでありますので、一般質問、大変申し訳ありませんけど、質問を続行したいと思います。 50: ◯15番(上野聡久君)[ 292頁]  日比市長は15年ぐらい一緒におるんかな。委員会の場でもぽろっと出るところがあるから、それは何も侮辱しておるんではなくて、ぽろっと出てしまう。例えば、ほかのイベントに行っていても、日比さん、ああ、上野さんと言うこともあるから、それは日比野さんがしっかり、「上野君、そこは一般質問だから市長と言ってちょうだい」と言ってもらったらいいですから、それはお願いをしたいと思います。  人事関係なんですけれども、実にたくさんの人事の話が出たんですけれども、市長としてこの課題というのはどのように考えておるのか、お尋ねいたします。        市長 日比一昭君〔登 壇〕 51: ◯市長日比一昭君)[ 292頁]  人事の課題というのはなかなか難しいです、正直なところ。私も全ての職員の資質を知っているおるわけではないわけでございます。そんな中で、適材適所とか、ああいうのはよく言うというような話をされましたが、そこの中でもやはり限られた職員の中でも適材適所ということが必要だということで、人事というものは非常に難しいのではないかと思います。人の気持ちもありますし、いろんな形でそこのところを整理した中で、組織としてしっかりと市民の皆様のサービスに応えていくということが原点であります。そういうことを原則としながら、やはり人事を進めていきたいということで、お答えには不十分かもしれませんが、なかなか人事は難しい、そんな中でしっかりと私と副市長の見極めの中で、それぞれの担当部署の意見も聞く中で、この人事を進めていくというようなことで、基本的にはそういう限られた中で人事を進めていかざるを得ないというようなことで、今後も引き続きしっかりとした見極めでもって人事を進めていきたいと思っております。以上です。 52: ◯15番(上野聡久君)[ 293頁]  人事というのは本当に、やっぱり根本的に最初は難しいんですね。だから、人事関係というのは本当に課長が悪者になることが多いから、ここは大変だなあと思うんですけれども、副市長、事務方のトップとして、たくさんの人事関係の質問が出ました。事務方のトップとしては、どのような見解を、人事としての課題を考えておりますか。        副市長 津田新太君〔登 壇〕 53: ◯副市長(津田新太君)[ 293頁]  今議会で人事に関する質問はあったかと思います。そんな中で、特にあった内容としましては、やはり休職中の手当てとかという話もあったかと思います。なかなか先ほど市長が答弁したように、人事は非常に難しいでございます。やはり休職ということは、トップとしては速やかに復職できるのを望んでおる、そんな中で代替の職員を入れるということはなかなか難しいところがございます。特に管理職になればなるほど、その代替職員は誰でもいいというわけにはまいらない。また、もし入れてしまった後に復職された場合、その方の後どうするのかということも考えていかなくてはいけない。人は多ければ多いほうがいいというような質問もあったわけなんですが、やはり将来的にこの津島の行財政を考えていった場合、限られた職員で行政を行っていくという基本がございます。やはり財源的にも将来的には大変厳しいものがあろうかと思います。そんな中で多くの職員を抱えるということは、質問の中にもございましたように、義務的経費がますます膨らんでいくということになろうかと思います。  したがいまして、副市長としましては、職員が多くいて、みんなが仕事が楽にできてと、そういうのが非常に望ましいわけなんですが、そういうわけばかりにはいかないということで、やはり今限られた職員の中で効率的に仕事をしていただくように、モチベーションを上げながらやっていただくように、職員への気遣いも含めて人事を行っていく必要があろうかと思っておる次第でございます。以上です。 54: ◯15番(上野聡久君)[ 293頁]  何か思っておる答弁と違う答弁が来たので、あれなんですけど。  ちょっと予算のほうもお話しさせていただきます。  当初予算、令和3年、非常に大きなものになったんですね。大きくなったと同時に、じゃあ入ってくるほうはどうなのかといったら、入ってくるほうは大分減るんですね。結局この部分ってどうやって補ったんでしょうか。        総務部長 渕上晴弘君〔登 壇〕 55: ◯総務部長(渕上晴弘君)[ 293頁]  歳入につきましては、市税のほうを約6億5,000万円減額するという予算を組ませていただいております。この部分についての補填につきましては、臨時財政対策債と財政調整基金から補填とさせていただいております。以上でございます。 56: ◯15番(上野聡久君)[ 293頁]  本当に昨日も、財政調整基金、本当にあってよかったなあという感じですよね。結局、昨日だったかおとついも、財政調整基金ってどれぐらい、積むべきだと言う人と、いや、崩すべきだと言う人、両方いたんですね。思想信条の自由の中でいろんな考えがあると思うんですよ。私は、今年度だけじゃなくて、リーマンショックの動きを見ておると、大分影響がある可能性があるなあと思うから、例えばこれが3年とか4年続いた場合に、9億円、9億円、9億円、9億円で仮にいくとしたら非常に怖いなあと思っておるんですね。結局、日比市長も財調の話をされておったんですけれども、おおよそ財調として取り崩すべきか、あるいは積むべきか、そして数字としては大体どの辺を考えておるのか、その辺を伺いたいと思います。        市長 日比一昭君〔登 壇〕 57: ◯市長日比一昭君)[ 294頁]  私が7年前に市長にならせていただきました。そのとき、たしか議員から質問があったと思います。このままではもう数年先、近い先に財調はなくなってしまうと、7年前。枯渇するんだけど、どうするんだという話であったと思います。  あれから7年たちました。今回、いろんな思いがある中で、つしま成長戦略を実行しながら第2弾まで持ち越しする中で、今回財調を7億7,000万円積み増しさせていただいて、24億5,000万円にさせていただいたということでございます。その間には、市民病院へ一般会計から10億円入れさせていただきました。そしてまた、御存じだと思いますが、生活保護で3年間、地方交付税全体で7億円削られたと言っていいのだと思います。合計17億円をやる中で、今回令和2年度末で24億5,000万円の財調ができたということでございます。  様々な事業をこの7年間でやらせていただきました。その中であっても、このような財調を積み増す、これはやはり非常時にはある程度必要であるということであります。財調の額がどのぐらいが適正だということでございますが、通常言われております一般会計の1割から2割ということでありますので、20億円から40億円になるんでしょうか、そのぐらいの感覚というか、一般的な話としてはそのようなことだと思います。以上です。 58: ◯15番(上野聡久君)[ 294頁]  実は、この財政調整基金というのは諸説あるんですね。津島市の中の過去の答弁を見ておると、一般会計の2割、あるいは全会計の1割ぐらいかなあというふうにすると、結構これ符合するんですよね。一般会計だと大体200億円だとすると、2割だったら40億円ですし、一般会計だと400億円ちょっと大きくなってきたけど、400億円とすると大体ここと、400億円だとその1割だったら40億円ですから、大体符合するんですね。基本的にここまで持ってくるのが難しいから、マイルストーンとして、標準財政規模の1割とか2割だったかな、あの辺を少しマイルストーンに置いてくのかなあ、一気にそこまで行けないからこの辺を置いておくんかなあ。この前の一般質問でほにょほにょほにょと言って1割だったから、何の1割かなと、一般会計の1割ですね。  さらに、この査定の部分をちょっと聞きたいんですけれども、津島市の査定って僕たち見ることができないんですけれども、市長査定というのは具体的にどういうふうにやるわけですか。        市長 日比一昭君〔登 壇〕 59: ◯市長日比一昭君)[ 295頁]  今回、市長査定といいますか、今回は少し特別に、今まで本当に毎年毎年5%切ろうということで、財政当局がいろいろ入るといいますか、していただいておったところでございます。であるけれども、やはり成長投資、明日を生きる津島市民、私たちにとって大事なものというのは投資する必要があるんだということで、市長枠を設けてくれというふうにお願いしました。その結果、新しい事業が出てきておると思います。そういうようなことで、今回一定の成長戦略に向けての投資ができたのではないかというように考えております。そういうようなことですので、いつもは部長査定等々を経て、私ども市長、副市長査定に臨むというところで、これをどうしようとかというような話があります。ただ、それはいつもいつも非常に厳しい財政の中でやっておることでございますので、やはり夢がないといけないということと、私の思いも入れるというようなことも含めて、今回特にお願いしたということでございまして、それなりのものができておるのではないかというふうに考えております。以上です。 60: ◯15番(上野聡久君)[ 295頁]  いや、その話が出ると思わんだんですよ。総務部長に確認するんですけど、実はそれ提案しようと思っていたんですよ。これなぜかというと、要するに総務部長査定があって、市長査定があるわけですよね。基本的にこの性格というのは、総務部長査定は切る、切る、切るですよね。市長査定というのは、おおよそですよ、おおよそ積上げ、これやってほしい、あれやってほしいというような感じかなあと、性格は全然違うと思っているんです。例えば、県内だったら知事枠があったり、他市だったら市長枠があると思うんですけれども、今年度に限っては津島市は市長枠をつくったわけですか。今、市長枠という話をされたんですけど、それはどういうふうになっておるんですか。        総務部長 渕上晴弘君〔登 壇〕 61: ◯総務部長(渕上晴弘君)[ 295頁]  従来の予算査定につきましては、議員お示しのとおり、全体を査定したわけなんですが、今年度、来年度予算につきましては予算編成の方針としまして、1つは部局ごとの枠配分を行いました。こちらのほうで経常的な通常の経費のほうを予算要求していただきまして、新しく枠配分とは別に、新規事業要望枠、こちらのほうをつくらせていただいて、各部局から提出していただいております。これらの事業を全て必要性や費用、効果などを精査しまして、全体の予算としたものでございますが、この新規事業枠というのが、市長が言われる市長枠に当たる部分に該当するものでございます。以上です。 62: ◯15番(上野聡久君)[ 295頁]  ということは、名前を変えてそんなに変わらないということですか。市長が今、市長枠をつくりましたと、中の仕組みはそんなに変わらないということですか。        総務部長 渕上晴弘君〔登 壇〕 63: ◯総務部長(渕上晴弘君)[ 296頁]  当然、予算ですので、通常と新規事業というのがあるんですけれども、今回、来年度分につきましての新規事業につきましては、市長からの指示について新規事業枠で上げていただくということもありましたので、通常とは違う市長からの指示による予算というのもございましたので、そちらのほうが該当するものであると思います。
    64: ◯15番(上野聡久君)[ 296頁]  建設部長、今せっかく査定の話が出たので、建設部長のほうに伺いたいと思います。  査定に関しては、やっぱり力強く、建設関係に関してはあまり予算が行っていないなあ、県内でも大分パーセンテージが下のほうだなあと。その辺を僕なりに話を伺っていくと、やっぱり建設部、土木関係の査定に当たる在り方がもうちょっとやっぱり市民の安心・安全を考えた上で、もう少し力強く査定を受けるべきではないか、強く要望するべきではないかという話をさせていただいたんですけれども、令和3年度はどのような姿勢で査定に当たられたんでしょうか。        建設産業部長 早川正美君〔登 壇〕 65: ◯建設産業部長早川正美君)[ 296頁]  前回の、昨年の9月から上野議員からそういう御指摘というか、御提案もいただいておりましたので、今回先ほど総務部長も少し答弁しておりますけれども、例年で言うと、部の枠配というような形で、部の中で押さえておりましたけれども、今回は担当のほうに新規の事業は必要なものは全て上げろというような形で上げさせていただきましたので、その中で先ほど市長が言われた市長の査定枠だとか、そういったところで査定がされ、感想としては、私は十分に、総務部には少し迷惑かけましたけど、強く要望したというふうに理解しております。        市長 日比一昭君〔登 壇〕 66: ◯市長日比一昭君)[ 296頁]  予算の関係ですので、私が補足させていただきます。  従来ですと、どうしても総務の財政に上がるまでに、今年も枠配で切られてしまうから、こういう事業を上げても厳しいというような風潮が少しあったようです。ですので、それはいかんなあということでございます。ですので、本当に市民のためにやりたい事業が心から思うのであれば、そういう事業を上げてきなさいと、財政が厳しいわけですけど、たとえ厳しい中であっても、それは市長枠というものを設けるから、そういう提案をどしどししてしていただきたいということで、各部の本当に強い思いを予算に反映する、そのためにはそのような指示がやっぱり必要だなあというふうに今回思いましたので、そのようなお話も耳に挟みましたので、そういう形をさせていただきました。そのような経緯がございます。 67: ◯15番(上野聡久君)[ 297頁]  耳に挟んだんじゃなくて、一般質問を僕がやったんです。  そうやって市長、聞かれていないのに答えましたよね、今。やっぱりそういう姿勢で当たってほしいと思うんですね。昨日もおとついも見ていたけれども、どうして市長は答えるべきじゃないかなあという答弁まで総務部長や市長公室長が答えているように見えたんですよね、僕。1日目の質問も病院での質問で、大分調べられた質問なのに、市長に振られたとき、本当に3秒ぐらいの答弁だったんですね。もうちょっとあると、しっかりと強い思いでこうやっていきますという答弁できんかなあと思ったんです。今のようにしっかりトップとして答えていただけると、こちらとしてもやりがいがあるし、市民の方にも伝わると思うんですけどね。  せっかく建設部長のほうに話が行ったんで、ちょっとお話ししましょう。  9月議会、半年前、サーティーワンの近くの、サーティーワンのあそこの交差点も何とかせんとあかんなあと思っている、なかなか難しいんですけれども、あそこも要望が非常に多い。そこから50メートルか100メートルぐらい行ったところが、それが古川町の交差点ということになります。そのところの問題点を幾つか話をさせていただきました。どうして私がそういう質問をするのかと。要するに、バイパスができたことによって、割とましにはなったんですけど、やっぱり通勤・通学とか、時間帯によっては割と詰むんですよね。右折が多かったりすると詰むんですよね。結局、古川町交差点について、日常的に渋滞が発生していてどのように対応してきたかというふうにお尋ねをさせていただきました。確認です、そのときどのような答弁であったのか、もう一度お答えいただけますか。        建設産業部長 早川正美君〔登 壇〕 68: ◯建設産業部長早川正美君)[ 297頁]  令和2年第3回の9月議会で、私が答弁した内容を改めて御説明させていただきます。  古川町の信号交差点については、拡幅工事などの交差点改良を行う上では、名古屋津島線バイパス開通後の交通量の把握が必要となりますので、昨年度からバイパス開通後に利用者の皆様の動向を見極めつつ、職員により交通量調査を実施するよう指示をしておりました。しかし、現在コロナ禍、昨年の話ですからそういうことになりますが、現在コロナ禍で通常の社会生活がままならない中での調査は、正確なデータが得られないこともあり、実施時期を検討しておりますが、今秋、昨年の秋ですね、10月頃に調査を実施してまいります。あわせて、古川町の信号交差点の改良につきましては、膨大な事業費と時間を要することから早期に効果が期待できる渋滞対策として、本年6月に津島警察署長へ、本年6月は昨年の6月のことですね、津島警察署長へ、古川町交差点における交通の円滑化について要望書を提出し、津島警察署と時差式信号の整備に向けて協議も進めているところであります。  以上が昨年の答弁でございます。 69: ◯15番(上野聡久君)[ 297頁]  そもそも論として、津島市って割とローカルルールが多いなあと、僕外から来たもんで、道に関しては1車線なのに2車線として使っている道路がちょっと見受けられるんですね。これは本当ローカルの中の本当に長い期間にわたって、そういうふうに使われている道路なんですね。そのうちの一つがここなんですね。先ほどの答弁の中で、ちょっと確認させてください。  後半のところに、交差点改良については膨大な事業費がかかるということなんですけれども、この辺の見積りというのは具体的に、そこまで行かずにまずこの対応で見て、その次はという段階を踏んでいくような形だなあというのが今の答弁で分かったんですけれども、その膨大な事業費というのは具体的にどういう工事を想定されているのでしょうか。        建設産業部長 早川正美君〔登 壇〕 70: ◯建設産業部長早川正美君)[ 298頁]  古川町の信号交差点について膨大な事業費と答弁いたしましたが、具体的にはやはり南側にある歩道が少しマウントアップというか、少し上がっているんですね。歩道の改良、それからあそこは曲線が入っていますので、いわゆる視距といいますけれども、見通しの問題があって交差点の形状を少し改良しなきゃいけないということが全体論としてはあります。ただ、一番大事なのは、やはり日光西悪水土地改良区の水路をきちっと蓋をかけて、仮に車両の輪荷重がかかっても対応できるような改修をやらなきゃいけませんので、そういった部分で膨大な、いわゆる事業費がかかるというふうに考えております。  なお、併せて北側の歩道も狭いもんですから、通学路としての改修も必要というようなことがありまして、膨大な事業費、多分何億円というオーダーだと考えておりますが、そういうような考え方でございます。以上でございます。 71: ◯15番(上野聡久君)[ 298頁]  先ほどの話に戻りますよ。  9月議会答弁しましたよと、古川町交差点に関してどのような進展があったかお尋ねいたします。        建設産業部長 早川正美君〔登 壇〕 72: ◯建設産業部長早川正美君)[ 298頁]  信号交差点について交通量調査を実施しました。令和2年10月6日火曜日の出勤時間帯の午前7時から午前9時までと、同日の午後5時から午後7時までの帰宅の時間帯に市の職員4名で車両の交通量と自転車、歩行者の数を調査いたしました。信号のサイクルも調査いたしました。調査に当たりましては、国土交通省の交通渋滞実態調査マニュアルを参考に、車両を大型車、普通車、それから二輪車、3種類に分類いたしまして、古川町の交差点の進入車両についての直進車、それから右折車、左折車の台数を調査いたしました。あわせて、先ほど申し上げましたように信号のサイクル、時間ですね、についても調査をいたしました。以上でございます。 73: ◯15番(上野聡久君)[ 298頁]  お約束どおり、そういう調査をしていただいたということなんですけど、調査の結果はどうなっておるんでしょうか。        建設産業部長 早川正美君〔登 壇〕 74: ◯建設産業部長早川正美君)[ 299頁]  調査結果では、古川町の信号交差点で、名古屋方面から津島方面に向かう車がそのまま直進するよりも北へ右折するほうが多いという結果になりました。この結果を踏まえまして、津島警察署との協議で、令和3年度、来年度に時差式の信号の整備ができるように現在進めているところであります。以上でございます。 75: ◯15番(上野聡久君)[ 299頁]  着々と、なかなか何十年も動かんところですから、一つ一つ対応していただいておること、本当に感謝したいと思います。本当にありがとうございます。  半年前も同じように、この土木費の割合なんですね、非常にこの津島市は低いわけですけれども、最新のデータはで現状どのような水準になるのかお尋ねいたします。        建設産業部長 早川正美君〔登 壇〕 76: ◯建設産業部長早川正美君)[ 299頁]  津島市の土木費の割合でございますが、名古屋市を除いて現在愛知県が公表している2019年度、令和元年度ですね、市町村普通会計決算における土木費の割合で比較いたしますと、県内の36市の平均は9.2%で一番割合が多い市は知立市の19.7%、一番割合が少ない市は津島市の5.7%となっております。以上です。 77: ◯15番(上野聡久君)[ 299頁]  市長、このような状況なんですよ。僕はそれを調べるときに、担当のほうにあまりにも少ないから、この県内データってどうなんですかといったときに、その段階で、副市長ね、知らなかったんですよ。だから、僕は査定に当たる前にはまず、そりゃあ財政当局もやりたくて切っておるんじゃないんだから、まずこういうデータを見せて、総務部長査定に当たってくださいと、初めてそこでデータが出てきたんです。実はこういう実態があるんですね。市長さん、この県内最下位ってどう思いますか、率直に考えて。        市長 日比一昭君〔登 壇〕 78: ◯市長日比一昭君)[ 299頁]  先ほど担当が答弁いたしました。知立市は19.7%で非常に多いというようなことも併せてということですが、知立は、今まさに駅前の関係で整備をしております。津島市は、確かに5.7%と低いわけですが、歴史的にインフラ整備はかなり進んでおるという一定のことは言えるのではないかというふうに考えております。その上で、2019年、令和元年、土木費の割合が一番低かった要因といたしましては、皆さん御存じのように各小学校にエアコンを設置してということで、投資的経費を教育費のほうに配分させていただいたということもあります。明日を担う子供たちに投資を優先させていただいたということであります。  施政方針でも掲げさせていただいておりますように、エアコンの設置とかトイレ、そしてまたタブレットを含めて未来の子供たちにこの間、4年間で約25億円の投資をさせていただいたということでございまして、成長戦略をしっかりとやっていくということであります。どこに集中的に投資をしていくかということが大事ではございます。土木費につきましても、今回少しずつ上げておるということでございます。以上であります。 79: ◯15番(上野聡久君)[ 300頁]  いろいろ言ってきましたけれども、時間もないんでね、町内要望に関してやっぱり当然今の答弁だとエアコンとかトイレとか、そういう教育予算、8億円ぐらいですよね。そっちのほうに取られて、これはもう致し方ないし、それは積極的にやるべきだと思うんですけれども、今後の要求に対して、要望に対して予算が不足していると思うんですけれども、建設部長として今後やっぱり強く要望していくという姿勢を見せるべきだと思いますけれども、その考えを伺って私の一般質問を終わりたいと思います。        建設産業部長 早川正美君〔登 壇〕 80: ◯建設産業部長早川正美君)[ 300頁]  少し感想も含めて御答弁させていただきます。  長年、建設の部長を担当しております。昨年とその前だけではなくて、ここ数年かなり土木費の予算が低いというのは感じております。一方で、やはり高度経済成長の頃に、ある程度一定の基盤整備がされて、そういったものの老朽化が少し進んでおります。具体的には、道路はもちろんなんですけど、最近特に側溝ですとか、橋梁ですとか、そういったものの老朽化が進んでおりまして、国はそういったものの定期点検、インフラの定期点検ですとか、修繕対応もしっかりやれというようなことも今述べられておりますので、私としては、昨年上野議員からの御提案があって、今回予算査定についても先ほど申しましたように、まずは必要なものを全部上げろと、部の枠配のリミットを切って要求をさせていただきました。その中で、市長査定の中で必要な予算を決めていただきました。  当市的に、土木費だけではなくて、ある意味長年予算が要求できなかった農政のほうの農地の計画とか、そういったものもしっかり今回予算として確保できましたので、部長としては全体を見ながら事業を横串を刺して、必要なものはまず必ず取る、その中で市民生活に必要な、上野議員がおっしゃられるような町内会要望にもきちっと対応できるように、例えば緊急の対応に必要な修繕費をまずしっかり確保する、急な対応にはまずそれでやる。前回、議員がおっしゃられた長期的な視点を持って投資的経費もやるべきじゃないかという御提案がありましたので、やはりその中で先が見えるように場当たり的な対応ではなくて、きちっと計画的に予算を確保する。そのためには、総務部のほうにも引き続きしっかりと予算要求はしていきたいというふうに考えております。以上でございます。 81: ◯議長日比野郁郎君)[ 300頁]  ここで、15分間……。        〔「ちょっと待って、暫時休憩だ」と呼ぶ者あり〕  何を言っておるの、今それは終わりましたので、ここで、15分間休憩いたします。        午前10時32分 休憩  ──────────────── ◇ ◎ ◇ ────────────────        午前10時47分 開議 82: ◯議長日比野郁郎君)[ 301頁]  休憩前に引き続き会議を開きます。  なお、議会運営委員会で御了承いただきましたとおり、感染症予防対策として議場内の密を避けるため、議員の出席者制限に御協力をお願いいたします。質問議員及び次の質問議員を除き、議席番号が偶数の方は議場外待機をお願いいたします。また、理事者においても、質問通告に応じて議場外待機をお願いいたします。        〔挙手する者あり〕  2番 加藤哲司君。 83: ◯2番(加藤哲司君)[ 301頁]  先ほどの上野議員の発言につきまして、協議してもらいたい。 84: ◯議長日比野郁郎君)[ 301頁]  ただいま加藤哲司議員から、上野議員の質問に対して協議をしていただきたいという旨の申出がありました。  お諮りいたします。質問の取扱いについてはこれを許可することに御異議ございませんか。        〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕  ここで、暫時休憩をしたいと思います。        午前10時48分 休憩  ──────────────── ◇ ◎ ◇ ────────────────        午前11時25分 開議 85: ◯議長日比野郁郎君)[ 301頁]  休憩前に引き続き会議を開きます。  この際、御報告いたします。  先ほどの休憩中に議会運営委員会が開かれましたので、その協議の結果について御報告いたします。  先ほどの上野聡久君の一般質問において、上野聡久君からの市長に対する発言、また加藤哲司議員が一般質問を遮るような発言があったことに対し、お互いに陳謝発言がありました。また、上野議員から市長に陳謝発言もありました。あわせて御報告いたします。また、議会の品位を保持することが確認されました。  以上、御報告申し上げます。  次に、浅井英昭君の発言を許します。        9番 浅井英昭君〔登 壇〕(拍手) 86: ◯9番(浅井英昭君)[ 302頁]  それでは、議長のお許しをいただきましたので、通告書に従い、今回は、件名1として、令和3年度の予算及び政策の件として、要旨1.市の魅力を市内外に発信するシティプロモーションについて、要旨2として、道路灯・公園灯のLED化について、要旨3として、健康マイレージ事業について、要旨4として、Society5.0時代におけるデジタル推進についてを一般質問させていただきます。  まず初めに、市民の皆様におかれましては、新型コロナウイルス感染症がなかなか終息しないどころか、再度の緊急事態宣言となり、またもや様々な行動の制約が求められ、窮屈な生活に御不安であったかと思います。  また、津島市の職員の皆様におかれましても、新型コロナウイルス感染症対策に当たり、仕事量が増え、神経をすり減らすような業務が続いているかと思います。本当にお疲れさまです。しかし、そんなときこそ行政の役割があるわけです。市民の安心は津島市の職員の皆様にかかっています。引き続きよろしくお願いいたします。  また、先日、新型コロナウイルスワクチン集団接種シミュレーションを見学させていただきました。1回目のシミュレーションとはいえ、設営を見ただけで、かなり入念に準備をされたと分かる形でした。それでもいろいろ改善点はあったと思います。心配はどこまでも拭い切れませんが、意見を出し合って、ワクチン接種スタートまでに最良の形を迎えていただきたいと思います。  それでは、質問に移ります。  まず、1つ目の質問として、ふるさと津島応援広報大使及び津島PR応援団の概要を伺いたいと思います。        健康福祉部長 水谷勝彦君〔登 壇〕 87: ◯市長公室長(安井賢悟君)[ 302頁]
     まず、ふるさと津島応援広報大使につきましては、本市出身の著名な方に広報大使に就任していただき、その方の知名度を生かし、本市の魅力を市内外にPRしていただくことを想定しております。広報大使本人には、その方の活動を通じて、あるいはSNS等を活用して本市のPRを行っていただきます。そして、市といたしましては、広報大使を起用して各種の事業を実施し、津島市の魅力を幅広くPRしてまいりたいと考えております。  この広報大使を起用したPR事業につきましては、プロポーザルにより実施することを予定しており、現在のところ、PRポスターや動画の作成、本市のイベントへの参加、オンライン講演会への出席などを想定しております。広報大使が決定次第、その方との調整をし、その結果を基に、可能な限り早期にプロポーザルを行い、PR事業をしてまいりたいと考えております。  次に、津島PR応援団につきましては、インスタグラムにおきまして、市が津島PR応援団専用のアカウントを開設し、市民などから津島好きの方を募って津島PR応援団を結成し、津島市の魅力を多面的に発信していただきたいと思っております。このPR応援団の団長には、広報大使の方に就任していただくことを想定しております。団員には、規定のハッシュタグを設けて投稿してもらい、リポスト機能、再投稿の機能でございますが、こうしたものを使いまして、津島PR応援団の専用アカウントにおいて、その投稿を拡散するほか、団員同士においてもリポスト機能を用いて本市の魅力を広く発信していただくことを想定しております。以上でございます。 88: ◯9番(浅井英昭君)[ 303頁]  ありがとうございます。  広報大使を活用しながらインスタグラムを使うということは、いわゆるインフルエンサーマーケティングをすることだと思います。これは、従来でいえば、各津島市の担当部署がSNSを利用して、ターゲットとしている市民の方へ直接PRしていくというやり方から、担当部署がゴールとしている狙いなどを広報大使と応援団に共有して、広報大使というインフルエンサーを活用してターゲットにPRしていくというやり方に変わってくるわけです。  昨日、服部議員の別件の質問から、ローカルインフルエンサーの話がありましたが、この応援団がローカルインフルエンサーになっていくのではないかと私は思いますし、このインフルエンサーマーケティングの市場規模は、今後も伸びると言われています。PRの事業自体はプロポーザルということなので、この事業の中間地点やゴール地点がどこになるのか、それに合わせた適切なKPI設定がこの事業成功の鍵になってくると思います。  例えば、津島市を知ってもらうというブラント認知を広めるフェーズと、津島市に足を運んでもらうというフェーズでは、当然やることが変わってきます。今御答弁していただいた内容を聞く限りでは、ブランド認知を広めるフェーズになってくるかと思いますが、そうなると、次に津島市へ足を運んでいただくフェーズに行くためにはどうしていかなければならないのか、その辺りの指針を、まずは津島市側がしっかりと持った上でプロポーザルに臨んでいただきたいと思います。よろしくお願いいたします。  それでは、2つ目の質問に移ります。  企業版ふるさと納税は、もともと平成28年度の税制改正で創設され、令和2年度の税制改正で見直しがされました。今回の企業版ふるさと納税制度について説明をお願いいたします。        市長公室長 安井賢悟君〔登 壇〕 89: ◯市長公室長(安井賢悟君)[ 303頁]  企業版ふるさと納税は、地方版総合戦略を基に地方公共団体が作成する地域再生計画に記載された取組に対して企業が寄附を行った場合に、法人関係税が税額控除されるものでございます。通常、企業が地方公共団体に寄附を行った場合は、寄附額の約3割が損金算入されますが、この制度を活用した場合、3割の損金算入に加えまして、税額控除が受けられます。税額控除額は最大で寄附額の6割であり、税の軽減効果は最大で寄附額の9割となり、実質的な企業の負担は寄附額の1割となります。なお、企業の本社が所在する地方公共団体への寄附は、本制度の対象外となります。また、税額控除の適用期限は令和6年度までとされておるところでございます。以上でございます。 90: ◯9番(浅井英昭君)[ 304頁]  ありがとうございます。  令和2年度に改正された制度にアンテナを張り、いち早く手を挙げたということは、とてもいいことだと思います。  それでは、例えば企業が1,000万円の寄附を行った場合は、どうなるんでしょうか。        市長公室長 安井賢悟君〔登 壇〕 91: ◯市長公室長(安井賢悟君)[ 304頁]  企業が1,000万円の寄附を行った場合を例にいたしますと、まず寄附額の約3割である約300万円が損金算入され、税額控除につきましては、最大で寄附額の6割となる600万円となりますので、税の軽減効果は最大で約900万円となります。この場合、実質的な企業の負担は約100万円ということになります。以上でございます。 92: ◯9番(浅井英昭君)[ 304頁]  ありがとうございます。  それでは、この企業版ふるさと納税を利用している自治体の例はありますでしょうか。また、この海部管内ではどうでしょうか。        市長公室長 安井賢悟君〔登 壇〕 93: ◯市長公室長(安井賢悟君)[ 304頁]  本制度を活用する場合、国から地域再生計画の認定を受ける必要がありますが、令和2年11月に行われました令和2年度第3回認定までに認定を受けた地方公共団体は、全国で46道府県、899市町村となっています。  愛知県におきましては、愛知県及び21市町が認定を受けております。海部管内におきましては、認定を受けた市町村はございませんが、愛西市につきましては、令和3年3月の認定に向けて認定申請を行ったとのことでございます。以上でございます。 94: ◯9番(浅井英昭君)[ 304頁]  ありがとうございます。  小牧市が既にこの制度を活用していると思いますが、その状況はどうでしょうか、教えてください。        市長公室長 安井賢悟君〔登 壇〕 95: ◯市長公室長(安井賢悟君)[ 304頁]  小牧市は、令和2年7月3日に地域再生計画の認定を受け、寄附の受付を開始しており、小牧市まち・ひと・しごと創生総合戦略に掲げる4つの基本目標を寄附の対象事業とされております。なお、小牧市のホームページには、令和2年度に企業から1,000万円の寄附を受けたことが掲載をしております。以上でございます。 96: ◯9番(浅井英昭君)[ 305頁]  ありがとうございます。  津島市では、今後この事業に対して、どのような対応を検討しているのでしょうか。また、スケジューリングを教えてください。        市長公室長 安井賢悟君〔登 壇〕 97: ◯市長公室長(安井賢悟君)[ 305頁]  本市におきましては、現行の津島市まち・ひと・しごと創生総合戦略の計画期間が令和2年度までであり、次期総合戦略につきましては、現在策定中の第5次津島市総合計画と一体で策定することとしております。総合計画の中で、中・長期展望で力点を置く施策である重点戦略を次期総合戦略として位置づける予定をしております。第5次津島市総合計画の策定は令和3年9月を予定しておりますが、次期総合戦略に当たる部分に関しましては、令和3年8月に公表することを検討しており、それに併せて国に対して地域再生計画の認定申請を行うこととしております。  また、地域再生計画の認定後に速やかに寄附に対応できるよう、庁内各部課に対しまして、企業版ふるさと納税を活用した地方創生に資する事業提案を募集しており、今後その内容を踏まえて、実施する事業を検討してまいります。以上でございます。 98: ◯9番(浅井英昭君)[ 305頁]  ありがとうございます。  せっかくこういったものをつくっても、最終的には、企業にこの制度を使ってもらわないと意味がありません。この制度活用のPRはどのように行っていくのでしょうか。        市長公室長 安井賢悟君〔登 壇〕 99: ◯市長公室長(安井賢悟君)[ 305頁]  制度を活用していただく場合、まずは制度の仕組みや津島市の地域再生計画の内容などを企業に知っていただく必要があります。市のホームページへの掲載や説明用のチラシを作成するなどを考えております。また、機会を捉えて、直接企業に対して制度のお知らせをしていくことも考えておるところでございます。以上でございます。 100: ◯9番(浅井英昭君)[ 305頁]  ありがとうございます。  私もこの制度をいろいろと調べてみて、2020年1月に発表された企業版ふるさと納税に係る大臣表彰の受賞事業の事例がありましたので、御紹介いたします。  茨城県の境町、事業名、「河岸のまちさかい」復興プロジェクト、中心市街地空き家・空き店舗再生活用。事業概要として、空き家・空き店舗のリフォーム事業及びその活用事業を進め、中心市街地の活性化及び移住・定住者の獲得を図る。空き家・空き店舗リフォーム事業及びその活用事業を進め、中心市街地の活性化及び移住・定住の獲得を図る。寄附実績、3億490万円。  群馬県下仁田町、事業名、ねぎとこんにゃく下仁田奨学金事業、金融機関と連携した教育制度の充実施策。事業概要として、町と提携する町内金融機関が行う奨学ローンについて、卒業後に町内に定着すると、元金及び金利の支払い相当分を補助し、進学で町外へ流出した人材のUターン就職を促す。寄附実績、260万円。  今、2つ御紹介させていただきました。やはり行政というのは縦割りになりがちなんですけれども、こういった事業は部署間の垣根を越えて連携して、せっかく新しく取り組んで実施するのであれば、こういった大臣表彰を狙っていくという意気込みで取り組んでいただきたいなと思います。それが結果的には津島市のPRにもつながっていくのではないかなと思います。  それでは、次の質問に移ります。  要旨2の道路灯・公園灯のLED化について質問させていただきます。  市内の道路灯・公園灯をLED化していくとのことですが、概要の説明をお願いいたします。        建設産業部長 早川正美君〔登 壇〕 101: ◯建設産業部長早川正美君)[ 306頁]  道路灯・公園灯のLED化の概要につきましては、議会初日の本田議員の議案質疑への答弁と重複する部分がありますので、よろしくお願いします。  それでは、市が管理する道路灯及び公園灯のLED化についての概要でございますが、津島市では、道路灯について、平成24年度からLED灯の新設を始めており、また平成25年度からは、老朽化した灯柱の建て替えに合わせてLED化を行っております。現在、道路灯を1,103灯、公園灯を142灯管理しており、そのうち既にLED化済みのものを除く道路灯947灯、公園灯133灯の合計1,080灯については、主に高圧の水銀ランプを使用しております。  国は、2050年までに温室効果ガスの排出をゼロとして、全体としてゼロにする脱炭素社会の実現を目指しております。道路灯・公園灯につきましても、全てをLED化することで二酸化炭素の排出量が大幅に削減され、また電気料につきましても大きな削減効果が得られることから、LED化を進めることといたしました。  都市整備課では、市が管理する道路灯・公園灯の全てをLED化するために、様々な手法を検討した結果、民間企業のノウハウや資金、技術力を生かした施工、維持管理業務や台帳管理など包括的なサービスの提供が受けられるESCO事業を導入して、令和3年度に一斉にLED化を図っていくことととし、準備を進めております。  ESCO事業の効果といたしましては、試算でございますが、ESCO事業の期間中は、年間経費が約450万円の削減が見込まれます。ESCO事業は10年やりますので、10年間のESCO事業の終了後は、次期の更新までに年間約1,800万円の削減が見込まれております。  また、電力量、二酸化炭素の排出量は、それぞれ74%削減でき、二酸化炭素の削減を仮に杉の木の吸収量で換算いたしますと約3万1,000本相当の効果となります。以上でございます。 102: ◯9番(浅井英昭君)[ 307頁]  ありがとうございます。  CO2削減や経費が削減できることは、とてもいいことだと思います。  LED灯は、面ではなくて点で照らすイメージがあります。よく冬の時期にあるイルミネーションみたいなイメージです。逆に、水銀ランプというと、全体を照らすというイメージがあります。水銀ランプとLED灯の違いや、LED灯にすることのメリット、LED灯にすることにより、交差点が暗くならないのか、安全性についてもお尋ねします。        建設産業部長 早川正美君〔登 壇〕 103: ◯建設産業部長早川正美君)[ 307頁]  水銀ランプとLED灯の違いでございますが、まずLED灯は、水銀ランプに比べ、ランプの寿命が長いため、当然ランプが切れる回数が少なくなりまして、地域の皆様からの不点灯の通報の御負担も軽減いたします。また、水銀ランプとLED灯では光の性質が異なりまして、水銀ランプは広範囲に照らすもので、場所によっては必要以上に明るくなることがあります。対して、LED灯はスポットライトのように照らすもので、明るくしたい場所を必要最低限に照らすことができます。  LED灯にするメリットといたしましては、水銀ランプは広範囲に照らすことから、例えば道路灯の隣の住宅の方から、明る過ぎるなどの苦情もいただいておりましたが、LED化することで、こういったものは解消されると考えております。また、水銀灯に比べてLED灯は紫外線等の量が少ないので、虫が寄りつきにくいということになります。  それから、道路灯をLED灯にすることで交差点が暗くならないのかという御質問でございますが、道路灯については、国土交通省が示しておりますLED道路・トンネル照明導入のガイドラインに適合した仕様で更新していきますので、LED化することでの交差点の照度、明るさが例えば暗くなり、交差点の安全性に支障を来すことはないと考えております。  また、市といたしましては、道路灯をLED化することで、道路の状況や地域の実情、明る過ぎるとか様々な実情がございますので、そういった実情に合った、適度な照明になるものと期待しております。以上でございます。 104: ◯9番(浅井英昭君)[ 307頁]  ありがとうございます。  問題ないということで認識しました。  事業者の選定は、公募型プロポーザル方式を採用するとのことですが、募集する内容はどうなっていますでしょうか。        建設産業部長 早川正美君〔登 壇〕 105: ◯建設産業部長早川正美君)[ 307頁]  公募型のプロポーザル方式で募集をする内容といたしましては、工事の施工方法や技術提案、省エネルギー等の具体性・妥当性、ESCO事業の実績等、企業からこういった自主提案などについて評価基準を設け、点数化し、評価してまいります。  市が提案者に対して期待するところは、例えば一例を挙げますと、現在交差点に設置しております照明灯は、狭い交差点でも広い交差点と同じ明るさの照明が設置されていることから、道路や地域の実情に合った照度による照明機器の選定などの提案が考えられます。こういったことから、事業者からの提案内容について、本市にとって最も優れていると総合的に評価した提案者をプロポーザルで選定してまいります。以上でございます。 106: ◯9番(浅井英昭君)[ 308頁]  ありがとうございます。  LED化すると、今までのこの水銀ランプは廃棄物となるわけですが、これはどのように処分するのでしょうか。        建設産業部長 早川正美君〔登 壇〕 107: ◯建設産業部長早川正美君)[ 308頁]  水銀ランプを含む廃棄物につきましては、プロポーザルの募集要領で廃棄計画書の提出を求めまして、適正な処理がされるかどうか、事業者募集時の選考委員会で審査してまいります。選定された事業者には、適正な処理がされたかどうか、書類で確認していきます。以上でございます。 108: ◯9番(浅井英昭君)[ 308頁]  ありがとうございます。  こちらのLED化について、幾つか質問させていただきましたが、CO2削減、維持管理費の削減、そして安全面も問題ないよということであれば、本当にメリットばかりだと思います。  こちらの予算もESCO事業後には年間で約1,800万円の削減が見込めるということで、LED化することで削減できた予算枠が、しっかりと建設産業部の中で、市民サービスが一つでも向上できるような形で使っていただきたいなと思います。  続きまして、要旨3の健康マイレージ事業についてお尋ねします。  今まで紙でやっていた健康マイレージ事業のアプリ版を実施するとのことですが、健康マイレージ事業のアプリ版について御説明ください。  また、優待券「まいか」の発行枚数は何枚になるでしょうか。        健康福祉部長 水谷勝彦君〔登 壇〕 109: ◯健康福祉部長水谷勝彦君)[ 308頁]  健康マイレージ事業は、自分で決めた健康づくりの実践や各種健診の受診、健康イベントへの参加などを記録し、ポイント、いわゆるマイレージをためるというものであり、愛知県と協働して実施する事業でございます。また、マイレージを一定以上獲得すると、愛知県内の協力店で使用できる優待券「まいか」を得ることができ、特典を受けることができるものであり、津島市では平成27年度より実施しております。  令和3年度から実施する健康マイレージ事業のアプリ版は、子供から高齢者まで全ての世代の健康づくりを推進するため、現在記録用紙を用いた健康マイレージ事業をスマホアプリが使えるよう拡充し、対応するものであります。  なお、優待券である「まいか」の発行状況といたしましては、平成27年度37人、平成28年度357人、平成29年度775人、平成30年度953人、令和元年度956人となっております。以上でございます。 110: ◯9番(浅井英昭君)[ 309頁]
     ありがとうございます。  それでは、この健康マイレージ事業のアプリ版を導入するメリットは何でしょうか。        健康福祉部長 水谷勝彦君〔登 壇〕 111: ◯健康福祉部長水谷勝彦君)[ 309頁]  アプリ版を導入するメリットといたしましては、スマートフォンで簡単に参加できることで、今まで参加しにくい働く世代が取り組みやすくなるとともに、幅広い世代の健康づくりのきっかけとなると考えております。また、歩数の記録が可能であり、参加者全体のみでなく、年代別、性別でのランキングも表示されるため、運動習慣の継続にもつながると考えております。以上でございます。 112: ◯9番(浅井英昭君)[ 309頁]  ありがとうございます。  それでは、この健康マイレージのアプリの周知方法は、どのように考えていますでしょうか。        健康福祉部長 水谷勝彦君〔登 壇〕 113: ◯健康福祉部長水谷勝彦君)[ 309頁]  今回実施いたします事業の周知方法といたしましては、広報紙、ホームページ、クローバーテレビ等を活用するほか、チラシを全戸に配布する予定でございます。また、コミュニティや老人クラブなどの会合の場に出向くとともに、公共施設を中心にポスターを掲示するなど周知を考えているところでございます。以上でございます。 114: ◯9番(浅井英昭君)[ 309頁]  ありがとうございます。  きっかけってすごく大事だと思うんです。私もこの健康マイレージ事業の紙のつしま健康マイレージの裏にあるチェックリストをやってみたんですけど、100点満中、恥ずかしながら40点でした。運動不足だなということは理解していますし、運動しなきゃとは分かってはいますが、忙しさを言い訳にやれていないのが現状です。議員という立場は市民の代表でありますから、まずは私自身もこれもきっかけに取り組んで、周知していこうと思います。  また、取組に関しては、ぜひ具体的な目標を持って取り組んでいただきたいと思います。アプリ版を導入すれば、参加人数が増えるのは当たり前で、それを1年後の決算のときとかに増えた数を実績として報告されても、これは正直、議員の立場としても困ります。必ず四半期、半年と期間を区切りながら、後から検証できるように、どのように周知し、アプリをダウンロードしてもらい、そしてどのように使ってもらうのかというところまで施策を練っていただいてやっていただきたいと思います。  それでは、市長にお尋ねします。  この事業の目指すところはどこになるのでしょうか。        市長 日比一昭君〔登 壇〕 115: ◯市長日比一昭君)[ 310頁]  本事業の目指すところということでございます。  この事業は、せっかく県が健康マイレージということで、スマホということであるならば、やっぱり子供さんから高齢者まで全ての世代で皆さんが笑顔で健康に幸せになっていただくということが大事であるというようなことでお願いをしたところでございます。  コロナ禍によって外出や運動の機会が減って、健康習慣の定着が本当に難しくなってまいりました。健康づくりのきっかけになればということでございます。令和3年から、健康マイレージ事業においてスマホが使えるようになったということの拡充ということで、今回ぜひということで、笑顔で健幸大作戦、幸福になるということも含めて名づけて、市を挙げて展開したいということでございます。それだけ思いは強いわけでございますので、小・中学校、教育長にもお願いをいたしましたSKIPというのをやっておるわけですが、そんなようなことも含めながら、ぜひ活用していただくように、小・中学校の皆さんにもお願いしていただければというようなこともお話ししましたし、親世代にも子供から伝わっていくというようなことで、健診行動を促すというようなことまでも含めて、いろんな形で広がっていくようなことをイメージし、それが実現できるようなことを目指すということでございます。そして、全ての市民が「世代を超えて、笑顔で健幸、つながるつしま」というようなことで、健幸大作戦を市を挙げてやっていきたいという思いでございます。担当部署も頑張ると思います。私も議員お示しのように、しっかりとステップアップといいますか、そういう状況をチェックしてまいりたいと思います。  マイレージを一定以上集めると、県内の協力店においても特典がございます。そしてまた、今回、市独自で、私自ら世代別の表彰制度を設けるというようにさせていただきました。ぜひこれをきっかけに、コロナに負けるなというようなことで、健康習慣の定着がつけば本当にうれしい限りであります。終わります。 116: ◯9番(浅井英昭君)[ 310頁]  市長、ありがとうございます。  「世代を超えて、笑顔で健幸、つながるつしま」というスローガンがありますので、そのスローガンが達成できるようにお願いいたします。  市長がおっしゃられました、子供から親世代へ健康の促進というのは、とてもいいことだと思います。いろんな事業を周知、そして浸透させていくというのには、子供から促されることが大人にとってはきっかけとなりますし、孫から言われたら、おじいちゃん、おばあちゃんもより一層健康に気をつけることだと思います。  また、このアプリ版には、世代別のランキングがついて、それに対し表彰もあるとのことですので、私もしっかりと市の事業にコミットしていきたいと思います。  続きまして、要旨4のSociety5.0時代におけるデジタル推進についての質問に移ります。  まず、令和3年度の予算において、GIGAスクール構想の推進について記者発表されたと思います。これは去年の議会の中でも、様々な議員から御質問があったと思います。これから進めるGIGAスクール構想の全体的な進め方について教えてください。 117: ◯議長日比野郁郎君)[ 311頁]  この際、申し上げます。  正午を経過していますが、議事の都合上、続いて会議を続行したいと思いますので、御了承願います。        教育委員会事務局長 長谷川秀敏君〔登 壇〕 118: ◯教育委員会事務局長(長谷川秀敏君)[ 311頁]  津島市では、今年度、GIGAスクール構想の一環として、市内全小・中学校に1人1台タブレットの導入を進めています。昨年の9月には、市内小・中学校の教職員による津島市1人1台タブレット利活用研修委員会を立ち上げ、現場の先生の声を拾い上げ、ICT機器の運用に関する情報を各学校に伝達・周知して、各先生方の知識、スキルアップを図るとともに、学校におけるタブレット端末の利活用の研究を進めているところでございます。  2月末までに全小・中学校のタブレットの納入が完了し、各学校では順次その使用が始まっています。今年度につきましては、まずは児童・生徒の皆さんにタブレットに触れていただき、操作に慣れていただけるよう、毎日タブレットを開くことができる手だてを考えていきたいと考えています。春休み中には、新年度の児童・生徒数に合わせてタブレットの再配置を行い、全小・中学校におけるタブレットの本格的な運用は、令和3年4月に入ってからと考えています。新年度には、国の採択状況によりますが、電子教科書の利用が予定されており、また教科書についているQRコードによる資料の閲覧やインターネット検索など、タブレットの活用を考えています。  また、津島市では、小・中学生のタブレット活用の施策として、ICTを活用した学びを充実するため、その技術や活用に知見を有するICT支援員を市独自で配置を行い、ICTを活用した授業等を教師がスムーズに行えるようサポートを行います。学校におけるICTを活用した授業において、ICT支援員には、授業設計の提案、授業で必要な機器の準備、指導計画の策定、教材作成の補助や授業事例の情報提供などを行っていただくことを考えております。以上でございます。 119: ◯9番(浅井英昭君)[ 311頁]  ありがとうございます。  それでは、令和3年度の予算において、GIGAスクール構想の推進の中で、授業目的公衆送信補償金が予算計上されていますが、その内容について御説明をお願いいたします。        教育委員会事務局長 長谷川秀敏君〔登 壇〕 120: ◯教育委員会事務局長(長谷川秀敏君)[ 312頁]  タブレットの運用に関して、授業を目的としてサーバー等に教材等を保存して利活用するため、授業目的公衆送信補償金を予算計上しております。これまでは、インターネットで著作物を含む資料を配付したり、ダウンロードする場合などには、個別に権利者の許諾を得る必要がありましたが、新たに創設されました授業目的公衆送信補償金制度により、包括的に補償金を支払うことで送信利用が可能となりました。令和3年度から全小・中学校において適用となり、これにより著作者の許諾不要で教材等をインターネットで送信できるようになり、小・中学校において、より円滑にICTを活用することが可能になると考えております。以上でございます。 121: ◯9番(浅井英昭君)[ 312頁]  ありがとうございます。  もう一つ、GIGAスクール構想機器整備事業について、センターサーバーの移設実施が述べられていますが、これについても教えてください。        教育委員会事務局長 長谷川秀敏君〔登 壇〕 122: ◯教育委員会事務局長(長谷川秀敏君)[ 312頁]  GIGAスクール構想機器整備事業において、GIGAスクール構想により配備されるICT端末の活用を進めるため、機器の整備の関連経費として7,659万4,000円を計上しております。7,659万4,000円の内訳といたしましては、インターネット通信料が351万8,000円、インターネット接続機器の保守点検委託料が647万円、インターネット接続機器の借上料6,155万5,000円とセンターサーバー移設委託料505万1,000円であります。  センターサーバー移設委託は、市内小・中学校12校分の児童・生徒、教職員のデータ管理を行うセンターサーバーを民間施設から市役所電算室へ移設するための経費であり、夏休みに実施する予定でございます。以上でございます。 123: ◯9番(浅井英昭君)[ 312頁]  ありがとうございます。  夏休みに実施するということですので、子供たちの学校生活へは影響ないのかなと思います。  それでは、次の質問に移ります。  1人1台のタブレット利活用研修委員会について教えてください。これまでの活動状況や取組についてはどうでしょうか。        教育委員会事務局長 長谷川秀敏君〔登 壇〕 124: ◯教育委員会事務局長(長谷川秀敏君)[ 312頁]  津島市一人一台タブレット利活用研修委員会では、これまでに役員会を3回、研修委員会を3回開催しております。研修委員会の中では、パソコン教室のタブレットの活用状況を踏まえた各学校でのICT教育の現状と課題について情報共有や意見交換を行い、今後、1人1台タブレット導入後の運用方法、活動計画などについても意見交換を行っています。  昨年12月には、委員会の一部の先生方と事務局職員でICT教育の先進地ということで、春日井市の中学校へ視察に行きました。そこでは、ICT活用教育アドバイザーでもある校長より、春日井市における教育の情報化の経緯や、タブレットの活用法などの講義と、実際の授業での実践を見学させていただきました。このほか、先進的な研究を行っている大府市へ視察に行きたいと考えております。以上でございます。 125: ◯9番(浅井英昭君)[ 313頁]  ありがとうございます。  ぜひ先進事例をしっかりと研究していただいて、津島市にはどの形がベストなのか模索していただきたいと思います。  タブレットをはじめ、様々なICT機器の運用が推進されると同時に、インターネット、特にSNSでのトラブルが懸念されます。トラブルを回避していくためには、インターネットの情報は正しいものばかりではなく、うそや間違いなども多いため、情報の真偽を判断する能力を身につけていくネットリテラシーの向上が必要だと考えます。このネットリテラシーについてどのように考え、取り組んでいるのか教えてください。        教育委員会事務局長 長谷川秀敏君〔登 壇〕 126: ◯教育委員会事務局長(長谷川秀敏君)[ 313頁]  子供たちがインターネットやスマートフォン等のICTメディアを日常的に利用するようになり、生活におけるICTメディアの位置づけが大きくなってきています。それと同時に、様々なトラブルに巻き込まれたり、自分は悪気がないのにトラブルの加害者になったりすることが出てくる場合があると考えております。その上で、学校においては、情報教育、情報モラル教育の中で、情報発信による他人や社会への影響、ネットワーク上のルールやマナーを守ることの意味、情報には誤ったものや危険なものがあることなど、また長時間の利用など健康を害するような行動について考えさせる学習活動を生徒指導とも連携を図りながら実施しております。  また、保護者の方に向けては、児童・生徒のスマートフォン、インターネットの利用についての文書を発出しており、家庭内でのルール決め、フィルタリングサービスの設定の活用や、スマートフォン、インターネットの使い方の見直しについて周知をしています。加えて、今回1人1台タブレットの導入においても、インターネット上での情報の取扱い方を理解・整理し、活用する能力、ネットリテラシーを高める取組を実践していきたいと考えております。以上でございます。 127: ◯9番(浅井英昭君)[ 313頁]  ありがとうございます。  全国的なインターネットのトラブル事例を見ていますと、本当にオンラインゲームで子供たち同士で、仲間に入れてほしいがために、親のクレジットカードを勝手に借りて、オンラインゲームに課金したというトラブル事例もありますし、そういった基本的なネットリテラシーを身につけていれば避けることができたトラブルだったということが後から分からないようにするためにも、内容をしっかりと、子供だけではなくて、保護者も含めて発信していってほしいなと思います。  また、あと一点少し気になるのが、先月、各学校から、4月からゴールデンウイークまで授業を短縮するよという通知がありました。やはりこの辺は、恐らくこういったGIGAスクール構想で新しいことをやる取組で負担になる時間数を差し引いてでも、その辺は大丈夫だよという判断の上で、コロナ禍であるという子供たちの心のケアという部分を最優先されたかなというふうに思っているんですけれども、やはり学校現場で一月だけ短縮になるというのは、私のほうにも保護者から連絡があったのは、特にパートで働かれている方は、一月だけ30分、1時間だけ早く帰っていくのは結構大変だという意見が幾つかあったんですね。なので、そういったところも、子供だけではなく、保護者のほうのケアもしていきながら、また学校現場が5分短縮だったやつが、ゴールデンウイーク明け後から通常に戻りますので、現場がどたばたすることなく、また子供たちと元気にやっていただけるような形で、教育委員会のほうにはしっかりと導いていってほしいなというふうに思います。  それでは、次の質問に移ります。  まず、1つ目の質問です。  総務課を総務デジタル課とするようですが、具体的な人員配置や業務内容などについて、どのように進めていくのかを教えてください。        市長公室長 安井賢悟君〔登 壇〕 128: ◯市長公室長(安井賢悟君)[ 314頁]  4月から総務課を総務デジタル課と変更してまいります。実際に業務を遂行する現在の総務課事務管理グループをデジタル推進グループとして人員を増員し、体制強化を図ります。国が進めている自治体の情報システム標準化や行政手続のオンライン化など、津島市におけるデジタル施策への対応を中心的に担うこととしてまいります。以上でございます。 129: ◯9番(浅井英昭君)[ 314頁]  ありがとうございます。  ちょっと幾つか質問を飛ばさせていただきまして、システムの標準化とか、標準化するメリットは、昨日のほかの議員からの質問もありましたので、ここは飛ばさせていただきます。  続きまして、デジタル専門人材について、何名でどのように活用するのか、ここは重複しますが、質問させていただきます。        市長公室長 安井賢悟君〔登 壇〕 130: ◯市長公室長(安井賢悟君)[ 315頁]  デジタル専門人材についてでございますが、国の地方創生人材支援制度を活用し、情報通信技術に精通した民間のデジタル専門人材の方1名にデジタル推進アドバイザーとしてお越しいただく予定でございます。民間デジタル人材の知見やノウハウを活用していただき、市民の利便性向上や、当市における行政手続のデジタル化について、効率的な施策の企画提案や実施に向けての助言のほか、デジタル庁発足後の国の動きに迅速に対応していくことなどに関わっていただく予定でございます。以上でございます。 131: ◯9番(浅井英昭君)[ 315頁]  ありがとうございます。  やはり、デジタル社会の実現に向けた改革の基本方針ということで、順次進めていくということだと思うんですけれども、やはりまずはそのアドバイザーの方にいろんなことをやっていただくと思うんですが、まずは津島市としてどういったことが課題となっているのかというのは、先に洗い出しした上で、このデジタル推進アドバイザーと話を進めていただくと、より話が進んでいくんじゃないかなと思います。このデジタル推進アドバイザーは、今後来ていただくということなんですが、どのようなスケジュールを予定していますか。        市長公室長 安井賢悟君〔登 壇〕 132: ◯市長公室長(安井賢悟君)[ 315頁]  デジタル推進アドバイザーの方には、令和3年度から2年間の派遣を予定しており、4月からお越しいただく予定をしております。令和3年度につきましては、デジタル推進アドバイザーと連携いたしまして、年度の前半は、全庁における内部事務の効率化に関する調査などを予定しております。その結果を踏まえ、業務における課題や問題点の洗い出し、分析などを基に、内部事務効率化のための観点や手法について御助言などをいただき、年度後半は、その具体化に向けて取り組んでいくことを予定しております。  あわせまして、職員に対して、自治体システムの標準化の動向や、デジタル化全体に関する動向についての研修をしていただくほか、国が進めている自治体の情報システム標準化に対する対応や、地域BWAを活用したフリーWi-Fiの整備などの支援もしていただく予定をしております。以上でございます。 133: ◯9番(浅井英昭君)[ 315頁]  ありがとうございます。  それでは、続きまして、リモートワークについてお尋ねします。  リモートワーク等推進事業の内容と、それからこの基準や運用方法というのはどのようになっているのか、併せて教えてください。        総務部長 渕上晴弘君〔登 壇〕 134: ◯総務部長(渕上晴弘君)[ 315頁]  私のほうからは、リモートワークの推進事業、今年度、令和3年度の当初予算に計上いたしました内容について御説明申し上げます。  自治体におけるテレワーク、リモートワークは、コロナウイルスへの対応などによる業務継続や働き方改革の高まりを踏まえ、要請が急速に強まっております。職員の在宅勤務を行うための手法としましては、地方公共団体情報システム機構が行っている自治体テレワーク推進実証実験事業に参加する形で行い、セキュリティーが保たれた環境で業務を行っていきます。
     リモートワーク等推進事業の内容につきましては、現在在宅勤務を行うための貸出用パソコンの整備のほか、市が主催する会議や看護専門学校でのオンライン授業を行うためのビデオ会議システムのライセンスなどの費用、講演や研修などを映像配信するための機器の整備費用となっております。以上でございます。        市長公室長 安井賢悟君〔登 壇〕 135: ◯市長公室長(安井賢悟君)[ 316頁]  私のほうからは、リモートワークについての基準や運用方法などについて御答弁いたします。  今年度実施いたしました在宅勤務につきましては、職員の出勤者を抑制し、新型コロナウイルス感染症の感染拡大を防止することを目的として実施しているものであり、市民サービスに影響が出ない範囲で、各所属の実情に応じて実施しております。  運用方法といたしましては、自宅への出張扱いとして、在宅勤務の開始時及び終了時に電話等により所属長に報告を行うものでございます。  業務の内容としましては、簡易系書類のチェックや、担当する業務に関する法令や解説の熟読などでございます。今後は、職員のワーク・ライフ・バランス及び柔軟な働き方の推進を図るため、在宅勤務を行うためのパソコン等の環境が整備され次第、在宅勤務を推進していきたいと考えております。以上でございます。 136: ◯9番(浅井英昭君)[ 316頁]  ありがとうございます。  リモートワークの勤務について、今年度は新型コロナウイルス感染症の拡大防止ということで理解しました。  来年度は、ワーク・ライフ・バランス等の推進ということですので、明確な基準を持ってやっていただきたいと思います。  私の知る範囲ではありますが、民間の厳しいところだと、リモートワークをしていて、マウスやキーボードが一定時間動いていないと本社に通知が行くようなところもあります。そこまでとは言いませんが、蓋を開けたら、勤務中に外出していた、勤務中に勤務していなかったということがないようにしてください。  続きまして、フリーWi-Fi推進事業の内容について教えてください。        総務部長 渕上晴弘君〔登 壇〕 137: ◯総務部長(渕上晴弘君)[ 316頁]  フリーWi-Fi推進事業の事業内容につきまして、デジタル化推進の一つとして、新たに地域BWAなどを活用して、市役所をはじめ、主要な避難所6施設にフリーWi-Fiを設置するものでございます。対象施設は、市役所、総合保健福祉センター、文化会館、生涯学習センター、神島田公民館、西地域防災コミュニティセンターの6か所で、災害時だけでなく、平常時においても利用できるようにして、施設利用者の方々の利便を図ります。  地域BWAは、2.5ギガヘルツ帯の周波数の電波を使用した無線システムで、通信事業者が市町村の区域ごとに総務省から免許を受けて基地局を整備し、通信サービスを提供するものでございます。河川監視や通学路・高齢者の見守り、観光情報配信などに活用することができ、近隣では三重県木曽岬町が令和元年度に導入し、様々な住民サービスを展開しております。  なお、神島田公民館につきましては、地域BWAの電波が届かない想定のため、有線回線を利用してのフリーWi-Fiを予定しております。以上でございます。 138: ◯9番(浅井英昭君)[ 317頁]  ありがとうございます。  地域BWAを活用していくということで、やはりいろんな活用ができますので、今後もしっかりといろんなことを私も提案していきたいと思いますので、市民サービスがどういったら今後よくなっていくのかというところも含めて、一緒に考えていければなというふうに思います。  最後に、今日の休憩前の一般質問の中で予算枠の話がありました。やはり新しい取組をしていないと、削減、削減だけでは限界がありますし、この御時世、じり貧だと思います。さっき委員会室で音声を聞いていましたら、総務部で新規事業を上げても、予算枠で切られると。これは新しい新規事業が一律で予算として切っているのか、上げてきた新規事業がまだまだ中身が練られていないから、甘いから差戻しなのかというのは分かりかねますが、いいものであれば、担当部課長は、予算管理の総務部長と予算枠が取れるようにしっかりと交渉・折衝を重ねていただきたいと思います。枠で切られるという言い方は、はっきり言って言い訳です。これは担当部課長の責任だと思います。新規事業の内容が甘いのであれば、どうやったらそれが通るのか、しっかり担当部局で練っていただいて、その上で予算の獲得のために総務部のほうとしっかりと話し合っていただきたいと思います。多分皆さん、新規事業を思いつきでやっているわけではないと思うんです。市民のことを思ってやっているはずなんです。だからこそ真剣にやっていただいて、新しい取組自体はやっていただきたいと思います。  今回、市長の記者発表では、施政方針を見させていただきまして、僕は本当に非常にわくわくする内容だと思いました。やはり新しい取組がないと、新しい風というのが津島市の中にも入りませんし、それが市民を巻き込んでまちがよくなっていくと思います。だからこそ、しっかりと市の職員の方も、この新しい来年度、令和3年度の予算に対して、新規事業についてしっかりコミットしていただきたいなと思います。  以上で、私からの一般質問を終わります。 139: ◯議長日比野郁郎君)[ 318頁]  ここで、午後1時半まで休憩いたします。        午後 0時28分 休憩  ──────────────── ◇ ◎ ◇ ────────────────        午後 1時30分 開議 140: ◯議長日比野郁郎君)[ 318頁]  休憩前に引き続き会議を開きます。  なお、議会運営委員会で御了承いただきましたとおり、感染症予防対策として議場内の密を避けるため、議員の出席制限に御協力をお願いいたします。質問議員を除き、議席番号が奇数の方は議場外待機をお願いいたします。また、理事者においても、質問通告に応じて議場外待機をお願いいたします。  次に、伊藤久夫君の発言を許します。        3番 伊藤久夫君〔登 壇〕(拍手) 141: ◯3番(伊藤久夫君)[ 318頁]  議長のお許しをいただきましたので、一般質問をさせていただきます。どうぞよろしくお願いをいたします。  まずもって、今般の新型コロナウイルス感染症によってお亡くなりになった方々に謹んで哀悼の意を表しますとともに、感染された方々やその御家族、不安の中におられる方々に対して心からお見舞いを申し上げます。  新型コロナウイルス感染症に関連し、昼夜を問わず懸命に治療に当たっておられる医療関係者の皆様をはじめ、私たちの社会生活を支える仕事をしておられる方々に深く感謝を申し上げます。  さきの議会で市民グループからの請願の紹介議員となり、氷室作太夫家住居の保存活用に関する請願を提出いたしましたところ、全会一致で採択され、このたびの当初予算案に現況調査事業として予算計上いただきましたことに敬意を表します。  現況調査事業に当たりまして、次の2点を期待いたします。  1つ、専門的な知見を広くお集めいただくこと。これは建物の保存技術だけではなく、文書の解読でありますとか活用、魅力あるまちづくりにつなげることに関する知見をぜひ集めていただきたいということ。  2つ目、市民の関心を高めること。保存だけではなく活用することが大事です。建物単体ではなく津島御師の歴史をまちづくりに生かしていただきたいという、この2点でございます。  氷室作太夫家などの津島御師は、津島の歴史の興味深い重要な要素でありますが、同様に埋もれてしまっているものも多々あります。その中でも、津島の東の玄関口である神守地区には、神守一里塚をはじめとする佐屋街道神守宿跡があります。  佐屋街道神守宿が開かれましたのは1647年、正保4年です。3代将軍徳川家光の上洛のとき、初代尾張藩主徳川義直が、1634年、寛永11年に開いたのが佐屋街道でございます。今年387年を数えます。あと13年で佐屋街道は400年を迎えるわけです。東の玄関口にもこうした貴重な歴史資源がありますことを時々思い出していただきたいと思いまして、お願いを申し上げておきます。  さて、件名1.令和3年度施政方針の件。新型コロナウイルス感染症にということでございますが、市長の施政方針についていろいろ御質問があったわけですけれども、私のほうからは、このコロナ禍の中で不当な差別や誹謗中傷しないようという詳細にわたるメッセージを市長が出されたことは高く評価できると思っています。  では、差別とか誹謗中傷というのはどういう行為を指すのか、具体的に挙げてお示しください。        市民生活部長 高林茂宏君〔登 壇〕 142: ◯市民生活部長(高林茂宏君)[ 319頁]  新型コロナウイルスの感染が拡大して1年以上になりますが、まだまだ感染対策が必要な状況が続いております。  その中にあって、残念ながら感染した方の実名や写真がインターネット上で拡散された、家に貼り紙をされた、感染症の対応をしている医療従事者とその御家族がお店の予約を拒否された、登校や出社を拒否された、集団感染が発生した社会福祉施設にいたずら電話がかかったといった等の事例が報道されております。 143: ◯3番(伊藤久夫君)[ 319頁]  本年2月13日、新型インフルエンザ等対策特別措置法の一部を改正する法律が施行されました。その13条に、新たに差別の防止に係る国及び地方公共団体の責務規定が設けられました。本市ではどのようなことを行っているのかお示しください。        市民生活部長 高林茂宏君〔登 壇〕 144: ◯市民生活部長(高林茂宏君)[ 319頁]  本市においては、不確かな情報に惑わされず、人権侵害につながることがないように、ホームページや広報紙、広報紙については令和2年6月号と令和3年2月号に啓発文のほうを掲載させております。国や公的機関が提供している正しい情報に基づいて冷静な行動をお願いしているところでございます。  また、新型コロナウイルス感染症に関連した差別などの相談があった場合は、法務省の人権擁護機関を案内するなど適切に対応をしているところでございます。 145: ◯3番(伊藤久夫君)[ 319頁]  大災害が起きたときも、この誹謗中傷とか流言飛語といったようなものが人を苦しめます。大災害のときなどには平時にはない同調圧力という人間の心理が働きます。それと、現在よく言われる多様性について、どういう御認識をお持ちなのかお示しいただきたいです。        市民生活部長 高林茂宏君〔登 壇〕 146: ◯市民生活部長(高林茂宏君)[ 320頁]  同調圧力には周りに迷惑をかけないようなお互いにサポートするというよい面がある一方で、集団によるブレーキの利かない行き過ぎた行動が起きてしまうこともございます。私たちの周りには医療従事者など生活に欠かせない様々な職業の方や、生活様式の異なる外国の方がお見えになります。また、皮膚の疾患や呼吸の疾患など様々な原因でマスクを着けると気分が悪くなってしまう方もお見えになります。多様性を理解し、お互いに思いやりの心を持って過ごすことが大切であると考えております。  これまでに経験したことのない、このコロナ禍にあって、誰もが不安になります。誤った情報を信用してしまい、それに沿った行動や発言をすることがあってはなりません。落ち着いて正しい情報を収集し、しっかりと内容を整理して行動や発言をしていただきたいと考えております。 147: ◯3番(伊藤久夫君)[ 320頁]  私たちは差別の被害者にも加害者にもなり得るという当事者であることが、ここが大事なポイントだと思います。  さて、併せて市民の皆さんへの情報提供でございますが、情報提供をしないというのも1つの情報提供であるということをちょっと強調しておきたいと思います。  調べたいことがあって何か情報がないかホームページを検索して調べる、探すということを行って、その結果探したいものが出てこない、情報がないという事実も実は情報提供。提供している側は出しているか出さないかなんですけれど、受け手には情報提供がないというのも一つの情報であるというふうに理解するべきだと思います。  平時ではない今、市民の皆さんの気持ちを酌んだ適時適切な情報提供に心がけていただきたいと思います。  では次の、名鉄津島駅、青塚駅についてお尋ねをいたします。  名鉄津島駅につきましては、本議会において服部議員、加藤則之議員から質疑がありましたので割愛をさせていただきまして、私からは名鉄青塚駅についての質問をさせていただきます。  議会では何度も話題になっていることですので今さらでございますが、市民の皆さんとお話をしておりますと、半分以上の方から出てくる共通した話題があります。それが名鉄青塚駅のことです。どんな形であっても駅があれば電車が通り、通学や通勤に利用できます。駅としての機能は生きていると思います。しかし、それでも多くの市民の関心事であるということをどう分析しておみえになるのかお示しください。        建設産業部長 早川正美君〔登 壇〕 148: ◯建設産業部長早川正美君)[ 321頁]  名鉄の青塚駅は周辺に住宅団地等が立地しており、日常行動の起点として市民の方々や津島東高校の学生、さらには市内企業や、宇治町地内に進出した企業などの通勤通学などに利用される駅と認識しております。  駅の北側はあま市となりますが、過去には名古屋城から津島神社の参道へつながる津島上街道であったことから情緒ある町並みが残っておりますが、駅に直結するアクセス道路が未整備となっております。駅の利用者は津島市民のほか、あま市在住の方、さらには稲沢市の南西地域や旧平和町に在住される方もお見えになることから、比較的駅の利用圏域は広くなっております。隣の勝幡駅と比較いたしますと、名古屋駅までの定期の利用料金は安価であること、暫定的な土地利用として青塚駅の南側では月ぎめ駐車場が比較的確保しやすくなっておりますが、総じて駅前としての基盤が未整備のため、利用者の皆様に御不便をおかけしている状況と分析しております。以上でございます。 149: ◯3番(伊藤久夫君)[ 321頁]  市内には名鉄青塚駅を利用して通学や通勤をしている人がたくさんあります。また、家族を駅まで毎日自家用車で送迎している人もたくさんあります。  そのため、朝の時間、青塚駅周辺は、とても狭い道路に自転車に乗っている人、歩いている人、走っている人、そして送迎の車が錯綜して危険な状態であると思いますが、現状をどのように御認識なのかお示しください。        建設産業部長 早川正美君〔登 壇〕 150: ◯建設産業部長早川正美君)[ 321頁]  青塚駅の現状認識についてでございますが、名鉄の青塚駅周辺は、大まかに道路などのインフラ、駅前環境、土地利用、この3点を改善していく必要があると認識しております。  まず1点目の道路などのインフラとしては、特に議員もお示しされましたが、朝夕の非常に混雑する時間帯では、駅前ロータリーがないため、送迎車両と歩行者や自転車が錯綜するなど駅周辺の利用環境が悪くなっています。これは、駅への南北のアクセス道路が、県道でございますが、道幅も狭く、歩道もなく、さらに駅前ロータリーや駐輪場がないことなど、改善すべき課題が多いと認識しております。  次に2点目の駅前環境としては、コンビニなどの店舗もなく、名鉄津島線沿線では、青塚駅、七宝駅、この2つの駅では駅前の周辺整備、周辺環境整備が未着手となっております。  最後に3点目の土地利用といたしましては、駅周辺は市街化調整区域のため、宅地開発などの土地利用に制限が設けられていることから、鉄道駅という近接性がありながらも、新たな定住の受皿となる住宅建築、また日常生活に必要な店舗等の立地が難しい状況であります。以上でございます。 151: ◯3番(伊藤久夫君)[ 321頁]  さて、名鉄の側から考えれば、電車の本数や駅への投資というのは、当然利用者数に応じて考えられるのが自然であります。利用者が少ないのに本数を増やしてほしいとか、利用者が少ないのに駅を建て直してほしいとかいってもなかなか難しいお話だと思います。  名鉄にとって、これは投資に値する、多くの利用者を見込める都市づくりが行われている、地元の協力体制もある、利用者が少し多くなり始めた、こういうことがあって実現していくのではないかなと思っております。青塚駅の今後の計画をお示しください。        建設産業部長 早川正美君〔登 壇〕 152: ◯建設産業部長早川正美君)[ 322頁]  青塚駅の今後の計画でございますが、現在策定中の都市計画マスタープランでは名鉄青塚駅周辺を当市の重要な拠点の一つとして、北の玄関口に位置づけ、駅近接性の立地特性を生かし、多様な世代が暮らせるまちづくりを目指す方針としております。  先ほどの道路などのインフラ、そして駅前環境、土地利用、この3点を確実に進めていく必要があります。  道路などのインフラについては、現在愛知県が整備を進めている南北の県道の拡幅事業、県道蜂須賀白浜線の早期完了と、駅の北側にある県道給父西枇杷島線までの事業延伸を県へ要望しております。  あわせて、駅前環境として多くの方々から御要望をいただく駅前ロータリーや駐輪場などについても、県が進める道路拡幅事業と連携しながら、具体的な整備を検討していかなくてはなりません。市といたしましては、現在県が行っている事業の早期完了に向け地元調整を行うほか、市職員を県海部建設事務所に出向させるなど事業進捗を図り、なるべく早期に駅前周辺の将来計画を市民の皆様へお示しできるよう努めてまいります。  また、併せて土地利用については、県の自治体、特に三河地方では都市計画法の制度を活用して市街化調整区域内の土地利用を進めていることから、当市においてもその事例を研究し、現在都市計画マスタープランの目標、先ほど御説明しました多様な世代が暮らせるまちづくりを実現するため、地区計画ガイドラインの作成を進めているところであります。以上でございます。 153: ◯3番(伊藤久夫君)[ 322頁]  ありがとうございます。  先ほどの答弁、もう一個前の答弁にありましたように、青塚駅には送り迎えのときに車を止めるところがありません。午前の大体7時から8時ぐらい、どんなことになっているのか、大変御多用かと思いますけれども、市長に一度最近の状況を実際に見ていただきたいと思いますが、市長いかがでしょうか。        市長 日比一昭君〔登 壇〕 154: ◯市長日比一昭君)[ 322頁]
     青塚駅は私の地元と言ってもいいわけでございまして、地元という表現は悪いかもしれません、申し訳ございません。というわけでございますので、何度か最近も状況を見させていただいております。以上です。 155: ◯3番(伊藤久夫君)[ 323頁]  では改めて、今後の名鉄青塚駅のまちづくりについて、市長の考え方をお聞かせください。        市長 日比一昭君〔登 壇〕 156: ◯市長日比一昭君)[ 323頁]  青塚駅につきましては、私が1期目の市長に当選させていただくときのつしま成長戦略の第4弾に掲げさせていただいております。それは、青塚駅、そして永和駅のまちづくりを進めていきたいという思いで、まずは基礎調査を進めるということでございまして、当選の翌年27年度に基礎調査を青塚、永和駅をやらせていただきました。  そのときにいろんな意見があったわけでございますが、県からは、青塚駅を含むこの蛭間小学校区は全域が市街化調整区域でありまして、まずは市街化地域の神守地区の低未利用地、容積50、建蔽30、この地域をぜひ解消すべく努力を、津島市さん、してほしいよというお話がございました。そこで、この5年間をかけて、神守地区、そしてまた唐臼地区の約68万平方メートルを低未利用地を解消すべく、様々な形で地元に入って、根気強く用途地域、そして建蔽、容積を解消させていただきまして、次の段階ということになったわけでございます。  そして、次の段階で、この都市計画マスタープランをどうするかということであります。  以前は、青塚駅は東の玄関ということで位置づけられていたんです。新しい概念を導入したらどうかということで、担当にお話をいたしました。都市計画の新しいマスタープランにおきまして、今後10年のマスタープランの中では、津島駅を正面玄関にして、東西南北それぞれの玄関口を設定してまちづくりをすることが非常にインパクトがあるし、これは近隣の市町村の皆さんにも御協力しながら、大きな形でまちづくりのビジョンを描けるということでございます。  そんな中で今回、都市計画マスタープランにも入れるというようなことも含めて、先ほどの調整区域の地区計画のガイドライン、これを策定するというような運びになって、いよいよ具体的に長期ビジョンの中にもこのまちづくりを入れ込みながら、まちづくりを進めていくということでございます。  そんな中で、先ほど担当からもお話がありましたように、今後蜂須賀白浜線の県道の拡幅を県と連動、協力をいただきながら拡張すると同時に、まさに青塚駅の南、そして北をどうしていくか、議員のお示しの気持ちは同じでございますが、この駅前広場を含めたこれをマスタープランの中に入れ込むという絵を今まさに描こう、描いておる、このような形を描くように指示をし、今まさにこれがそろそろ出来上がってくるということでございます。  そのときに必要なのは、アクセス道路、先ほどお話しした道路、駅前環境整備、そして土地利用でございます。土地利用、駅をきれいにするだけでは駄目です。そこに住宅が貼り付く、そういうようなことが大事だということで、まさに北の玄関にふさわしいまちづくりをこの都市計画マスタープランの中に今回入れ込んでいくんだという強い決意の下に、青塚駅を位置づけさせていただきました。御理解をいただきますれば、ありがたいと思います。よろしくお願いいたします。 157: ◯3番(伊藤久夫君)[ 324頁]  ありがとうございます。  市民の皆さんの毎日の生活に関わる大事なことなので、しっかり取り組んでいただきますようよろしくお願いをいたします。  では、件名2.災害への備えについてということでお話を進めてまいります。  災害協定について。大災害が起きたとき、応援や物資供給などの約束を事前に行っておくのが災害協定です。  災害協定にはどのような種類があるのか教えてください。        市長公室長 安井賢悟君〔登 壇〕 158: ◯市長公室長(安井賢悟君)[ 324頁]  災害協定の種類につきましては、市が現在締結している協定の内容は多岐にわたっております。  締結者同士がお互いに助け合う相互応援協定、それから生活物資や燃料などの確保、調達等に関する物的支援に関する協定、それから応急対策や医療救護対策などの人的支援に関する協定、建物の一部を一時的な避難場所あるいは福祉避難所として使用させていただく避難所、避難場所に関する協定、被害情報の収集や提供、情報の発信などの情報に関する協定がございます。以上でございます。 159: ◯3番(伊藤久夫君)[ 324頁]  大変分かりやすい説明でした。相互応援協定、相互に応援する。それから物的支援に関する協定、人的支援に関する協定、避難所、避難場所に関する協定。それから情報に関する協定。この5つに種類を分類することができるということです。  では、本市で現在結んでいる協定が幾つあるのかお示しください。        市長公室長 安井賢悟君〔登 壇〕 160: ◯市長公室長(安井賢悟君)[ 324頁]  危機管理課にて主管している災害協定につきましては、相互応援協定が3件、物的支援に関する協定が26件、人的支援に関する協定が29件、避難所、避難場所に関する協定が37件、情報に関する協定が5件であり、複数の内容で締結しているものもございますが、現在98件の協定を締結しております。以上でございます。 161: ◯3番(伊藤久夫君)[ 324頁]  ありがとうございます。  協定とは別なんですけども、自治体の避難情報発令の前に、浸水想定区域外へ親戚や知人のお宅に避難するようにという自主的危機回避行動という難しい言葉を使うんですが、自主避難ということで、近年そういうことが促されるようになってまいりました。これは、浸水想定区域から避難をするという考え方でございまして、広域避難とも呼ばれます。  では、広域避難について、それは何なのかお示しください。        市長公室長 安井賢悟君〔登 壇〕 162: ◯市長公室長(安井賢悟君)[ 325頁]  広域避難につきましては、2005年のアメリカに上陸した巨大ハリケーンがきっかけで日本においても議論が始まり、大規模災害が発生する前後に住民が住んでいる自治体の区域を超えてより安全な他の市町村へ避難するもので、洪水や高潮、地震、噴火といった自然災害のほかに原発事故などでも想定されるものでございます。以上でございます。 163: ◯3番(伊藤久夫君)[ 325頁]  自分が住んでいる自治体の区域を越えて安全な他の市町村へ避難する、他の市町村でお世話になるということです。  では、どういう状況のときに広域避難となるのかお示しください。        市長公室長 安井賢悟君〔登 壇〕 164: ◯市長公室長(安井賢悟君)[ 325頁]  市は広域避難につきまして、国土交通省中部地方整備局が事務局となり、国や県、濃尾平野のゼロメートル地帯に位置する市町村や各防災関係機関などで構成している東海ネーデルランド高潮・洪水地域協議会、それと国土交通省木曽川下流河川事務所が事務局となり、木曽川下流部の8市町村や中部地方整備局などで構成している木曽三川下流部広域避難実現プロジェクトの2つの組織に参画し、広域避難に関する検討を行っております。  広域避難につきましては、伊勢湾台風を超えるような台風が接近し、避難が必要となった場合に、72時間から36時間前に親戚や知人宅など安全な場所に自主的な広域避難を発信するよう、国や県を含めて検討をしているところでございます。 165: ◯3番(伊藤久夫君)[ 325頁]  ありがとうございます。  自主的な、さっきもおっしゃいました自主避難というのは東海ネーデルランド高潮洪水地域協議会等でもしっかり言われていまして、それははっきり見えてきているところなんですが、そのほかここの自治体が浸水するといったときに広域でどこへ避難するのかといったようなことでは、まだ検討を深めている、やっている途中ということだと思います。  では、実際に広域避難をしなくてはならなくなったときに、どういう手段で移動するのかということをお示しください。        市長公室長 安井賢悟君〔登 壇〕 166: ◯市長公室長(安井賢悟君)[ 325頁]  広域避難につきましては、避難先や移動手段など多くの課題があるところではございますが、先ほど御説明をさせていただいた2つの組織において様々な協議を重ね検討をしているところであります。  広域避難先への移動手段としては、主に自家用車や公共交通機関とされ、広域的な避難が必要となる大きな台風の接近が予想される場合に、事前に自主的に安全な場所へ避難するよう想定しているものでございます。以上でございます。 167: ◯3番(伊藤久夫君)[ 326頁]  まだ検討中なのでしっかりした回答には成り切らないとは思いますが、実はなかなかハードルの高い話でございます。目の前に災害がやってくるときに、浸水想定区域外に自家用車や公共交通機関を使って自分で行くということです。例えば、一宮とか江南とか犬山の避難所へ行くようにと言われましても、土地カンもない、知人もいないところへ自家用車や電車で行くのでしょうか。不安ですよね。もう一つ大事なのは、広域避難をして自宅から遠いところに一旦避難するということは、自宅から離れるということです。ここには市民の皆さんのたくさんの不安があると思います。  また、この津島市の状況はどうなのかということでございますが、海に近い弥富市や蟹江町に比べれば、津島市は浸水想定範囲内の世帯数は少ないと予想されるかもしれませんが、実は先ほど出てまいりました東海ネーデルランド高潮洪水地域協議会の市区町村別浸水想定範囲内の居住する人口及び世帯数という資料によりますと、津島市は2万2,600世帯、稲沢市9,700世帯、愛西市2万2,200世帯、弥富市1万4,600世帯、あま市1万900世帯、大治町200世帯、蟹江町1万3,400世帯、飛島村1,200世帯であります。  近隣市町村では、実は津島市というのが浸水想定範囲内に居住する世帯数が一番多いのであります。しっかりと対策を検討しなければならないというのが津島市の現在ある状況でございます。  さて、日光川の右岸と左岸どちらかが決壊して浸水した場合、市内での広域避難先として日光川の西側あるいは東側といったような考え方は今お持ちでしょうか。御所見をお聞かせください。        市長公室長 安井賢悟君〔登 壇〕 168: ◯市長公室長(安井賢悟君)[ 326頁]  市内のどこの地域が浸水するかは災害の状況によって様々でございますが、発災した後に被災した地域の住民が大きな被害を免れている別の地域で避難生活を送ること、そして被災地で復旧復興を住民同士で協力し合うということは十分に想定されることでございます。日頃から地域間の住民同士が良好な関係を築くことで、災害時に地域住民が避難生活や復旧復興の手助けをすることは共助の目指す形の一つであると考えております。以上でございます。 169: ◯3番(伊藤久夫君)[ 326頁]  市のほぼ全域が海抜ゼロメートル地帯である津島市の防災を考えますと、なかなか明るい話題はありません。ここに転入を薦めようと思っても、ためらうのが自然であります。  さて、日光川は大きなリスク要因ですが、日光川の右岸堤防と左岸堤防が同時に決壊し、市内全域が浸水被害に遭う可能性というのは低いとのことです。  先ほど指摘しましたように、逆に日光川によって、ここに有利な点というのがあることに着目すべきです。もちろん自然現象ですので絶対はありません。右岸、左岸、両方の堤防が同時に決壊することもあるかもしれませんし、両方が内水氾濫するかもしれませんが、日光川の西と東では災害の被害状況が異なるという現象が起きます。つまり、木曽川や領内川が氾濫したり、日光川の西側の堤防が決壊したときは、日光川の西側は浸水しますが、日光川の堤防によって東側は大丈夫であるという可能性が高い。逆に日光川の東側堤防が決壊、あるいは蟹江川が氾濫して浸水しているというときは、日光川西側は大丈夫な可能性が高い。このように考えると、大きなリスク要因である日光川は、実はリスク分散の役割を果たしているということが言えると思います。ここが大事です。  これを上手に生かすことを考えなければならないのではないかと思います。日光川の西と東を対象にした市内の避難計画というものをつくってみたらどうでしょうか。広域避難の小さいバージョン、市内バージョンといったようなものになると思います。市内全域がフラットであったら、こういうことは考えることができなかったのですが、日光川のおかげで、あそこに堤防があるおかげで、津島市を西と東に分けながら市の中でリスク分散していくことができるという明るい可能性が見えてくるのではないでしょうか。  でも、災害が起きてから、いきなり知らない市民の方が集団でやってきて、こちらの避難所を使われる。そして、そのお手伝いをする。同じ津島市民でも、会ったこともない、話もしたことのない人では避難所運営はスムーズに進むとは限りません。  例えば、自主防災会でありますとか、小学校でありますとか、そういう単位で姉妹提携関係を結ぶことができた。もっと小さくすれば姉妹提携の町内会といったようなものができたら、市民と市民の間で災害協定を結ぶようなことができるのではないでしょうか。そういったことを提案してみたらいかがでしょうか。  こちらの町にはお祭りがある、もう一方の町には畑がたくさんある、であれば、姉妹提携町内会の皆さんをお祭りに招待するとか、あるいは逆に畑を使って野菜作りを楽しんでもらうとか、グラウンドゴルフの交流会をするとか、防災訓練を一緒にしてみるとか、そんな交流をしながら日頃から顔の見える関係を西側の町内と東側の町内が行っていることができれば、大災害が起きたとき避難を受け入れたり、避難でお世話になったり、先方が困っていればおにぎりをたくさん作って届けようじゃないか、災害の後片づけがあるならばみんなでスコップを持って手伝いに行こうじゃないか、そんなことが自主的に始まるのではないでしょうか。一つ一つは小さなことですけれども、一つの災害協定の中に、応援協定と人的支援、それから避難所のこと、その4つが行政がやりますと大きなパイプを縦に4本建てるんですけれども、市民が自分たちで行うと4つのことを一つの災害協定の中でやっていくことができます。こういうのを強くしなやかな対応といいます。家の中に緩やかに浸水して水が入ってくるかのごとく、こういうアメーバのごとくの動き、こういったものが実は災害対策の中では非常に重要だと思っています。  もちろん、大災害が来なくて、防災をきっかけにできたこういったつながりというものが、災害が来なかったから無駄だったということは決してないと思います。とても価値のあるものとして市民の皆さんの生活を豊かにしていくことには間違いはないでしょう。姉妹提携町内会と申しましたが、姉妹提携コミュニティでも、小学校でも、あるいは自主防災会から始まってもよいと思います。防災はなかなか明るい話題とはなりませんが、何か津島市の防災のヒント、希望が見えてきたような気がしませんか。  日光川の西側と東側を対象とした市内避難計画。実は、これこそ西尾張地区の河川のことを熟知してみえる副市長にふさわしいお仕事であり、副市長の出番ではないかと思います。最初から大成功しなくても結構です。何かできることはないか、動き始めて工夫しているうちに若い人たちからいろんなアイデアが出てきます。頭を柔らかくしてぜひ検討してみたらいかがでしょうか。御提案を申し上げます。  では、次の話題に進みます。外国籍の市民への対応についてお尋ねをいたします。  現在、外国籍の市民は何世帯、何人でしょうか。また、国籍についてはどのような状況になっているでしょうか、お示しください。        市民生活部長 高林茂宏君〔登 壇〕 170: ◯市民生活部長(高林茂宏君)[ 328頁]  津島市の外国籍の市民について御答弁申し上げます。  令和3年3月1日現在、津島市に居住している外国籍の市民だけの世帯数は1,130世帯、人数は1,806人でございます。  また、国籍別ではベトナムが一番多く、外国籍の市民の26.5%となっており、次いでフィリピン、ブラジル、中国、韓国、トルコの順となっております。以上でございます。 171: ◯3番(伊藤久夫君)[ 328頁]  では、外国籍の市民に対して、防災情報はどのように、どのような手段で提供しているのかということ、それから発災後の情報提供体制はどのように準備しているのかについてお示しください。        市長公室長 安井賢悟君〔登 壇〕 172: ◯市長公室長(安井賢悟君)[ 328頁]  外国籍の市民に対する防災情報の提供につきましては、転入時に危険箇所や避難行動の必要性を知っていただくためのハザードマップ、こちら外国語版ではございませんが、津島市防災ハザードマップを配付しております。  このハザードマップの外国語版につきましては、英語版を作成し、市のホームページにおいて掲載をしているところでございます。  また、市のホームページは、英語、中国語、韓国語、ポルトガル語への表示切替えが可能となっておりますので、防災に関する事前の備えや発災後の情報を見ることができるようになっております。発災後の情報提供体制ということでございますが、緊急速報メールにおきましては、英語、中国語、韓国語、ポルトガル語、スペイン語のほか、日本在住1年程度の易しい日本語で避難情報などを発信する仕組みとなっておるということでございます。以上でございます。 173: ◯3番(伊藤久夫君)[ 329頁]  ありがとうございます。  多くの外国籍の市民の皆さんは、実際のところ、スマホの中にあるスキャナーと翻訳ソフトが一体化されたアプリがあるんですね。そういったものを使って、紙に書いてある日本語については、スマホをかざしながら自国語に翻訳してという作業を、かなり上手に使われますので、日本語、紙に書いてあるもの、プリントされているものについては情報収集はうまくされます。実態はね。ですけど、その場で読んで済ます情報の場合はそれでいいんですけれども、日本語でしかないハザードマップとかいったもの、これはしっかり読んでいただきたいし、手元に置いていただきたい情報なわけです。そういったものについては、既に英語版の原稿があるのであれば、そんなに大量ではないですので、印刷してお渡しをするようなことも工夫いただけたらなと思います。ほかの言語もたくさんあると思うんですけれども、まずは英語があれば半分くらいの方は御理解いただけると思っています。  さて、では教育長にお聞きいたします。  現在、教育委員会と連携して津島市国際交流協会が日本語教室などの活動に取り組んでおりますが、この取組について防災に限らず、どのように御認識をいただいているのか、また今後御期待されることがあれば、教育長の御所見をお聞かせいただきたいと思います。        教育長 浅井厚視君〔登 壇〕 174: ◯教育長(浅井厚視君)[ 329頁]  学校の外国人児童・生徒への日本語の初期指導、国際交流協会の日本語教室FUJIKA、いずれにおいても、まず子供たちの命を守ることを第一にしています。そのため、愛知教育大学の外国人児童・生徒を支援するリソースルームが作成した言葉のカード等を活用して、災害時、地震、水害、火事、防犯等の危険について教えていきたいと思っております。  また、保護者との面談や相談活動を通して、外国人児童・生徒の保護者の皆さんにも命の危険について啓発をしていきたいと思っております。実際、昨年の12月に行ったことなんですけれども、日本語教室では愛知県警の方に来ていただき、交通安全と防犯についてお話をしていただきました。今後、学校における日本語の初期指導と国際交流協会の主催の日本語教室は外国人児童・生徒の日本語学習の両輪と位置づけ、日本語を集中的に学習するとともに、日本人や日本文化のよさを伝えられることができたらと考えています。  そして、子供たちも学年が上がりまして、中学3年生になる生徒もいますので、就職や進学の相談にも乗っていきたいと考えております。就労支援まで見据えた体制づくり、心の居場所づくりを進めていきたいと思っております。このような活動を通して、外国人の方の人権を尊重した教育を進めていきたいというふうに考えております。 175: ◯3番(伊藤久夫君)[ 329頁]  彼らは日本語が苦手なだけで、様々な能力を持っていたり、あるいは人格的にも優れた人が多いです。彼らや、あるいは彼らの御子息に対して就労支援や居場所づくりというところまで視野を広げていただいていることにとてもうれしく思います。今、成長する時期の中で、この津島というまちで大切に丁寧に支援していただいたということは、彼らの記憶にしっかりと残ることだと思います。すばらしい取組だと思いますので、まだ1か所だけと聞いております。今後の展開に期待をさせていただきます。  次のお話に行きます。昨年より提案をさせていただいておりました自助・共助防災学習センターについて、オープン直前ではございますが、事業内容を再度御説明をお願いいたします。        市長公室長 安井賢悟君〔登 壇〕 176: ◯市長公室長(安井賢悟君)[ 330頁]  自助・共助防災学習センターは、市民がいつでも気軽に防災、減災について学習していただき、災害発生時には的確な判断で行動し、被害を最小限に軽減できるように、防災に関する自助・共助の意識向上を図ることを目的として、3月20日土曜日にオープンいたします。当センターでは防災学習映像を繰り返し視聴していただけるようモニターを設置いたします。また、実際に避難所で使用しますテントや段ボール間仕切り、段ボールベッド、トイレ、フロアマットを設置した避難所生活スペースや、地震、津波、液状化を学習できる機器を設置し、実際に目で見て、触って楽しみながら体験できる仕組みを考えております。  さらに、家庭での備蓄品や家具転倒防止の啓発品、各種防災パンフレットの設置など、防災に係る自助・共助の啓発を行う予定をしております。  また、年に数回展示物などの入替えや更新を行う予定をしており、市民の防災意識の向上につながるセンターを目指してまいります。以上でございます。
    177: ◯3番(伊藤久夫君)[ 330頁]  ありがとうございます。  では、市民との協働についてはどのように計画してみえるかお示しください。        市長公室長 安井賢悟君〔登 壇〕 178: ◯市長公室長(安井賢悟君)[ 330頁]  当センターは当面は市での運営を行う予定をしておりますが、展示物の入替えや更新をしていく中でNPO法人防災津島の会や自主防災組織の方々の御意見を取り入れてまいりたいと考えております。将来的には、住民の皆様が主体となって運営していただけるような仕組みづくりも検討していけたらなというふうに考えております。以上でございます。 179: ◯3番(伊藤久夫君)[ 330頁]  自助・共助防災学習センターというと、行政が公助という責任を横に置いてしまって、自助・共助だけで防災を進めようとしていると誤解される方がありますが、自助、共助、公助は別々のものではなくて、同じものを別の視点で見ているだけです。また、公助が整備されることが全体のベースになっていることも忘れてはなりません。  自助・共助をテーマにした場ですので、まさに避難所の運営と同じプロセスを取りながら進化していければいいと思います。つまり、開設当初は行政の支援で公助によって行うが、徐々に市民の皆さんに移譲していく、やがては市民の皆さんが主体的になって運営していくという姿です。そういう練習だと思って、今回の自助・共助防災学習センターの運営を進化させていただけたらと思っています。  今年度予定しておりました地区防災計画、なかなか進まないようですけれども、きっとここが計画策定の拠点になるのではないかと思います。将来的には、市民の皆さんによる運営協議会のようなものが構成され、自主防災会、コミュニティ協議会、消防団、あるいは各種団体、学校、医療関係、警察などたくさんの人の協力によって運営されていく姿を想定しながら進めていただけたら、この市民の皆さんの自助・共助意識の向上に大きく寄与するものであると信じております。  では、次の話題に行きます。海抜標高表示についてお聞きします。  市内の電柱にある海抜標高表示は現在市内に幾つあるのか、あるいは十分とお考えか、御所見をお聞かせいただきたいのですが、その海抜標高表示とは何なのか分からない人もいると思うので、ちょっと写真を撮ってきました。こういうものです。電柱にところどころ貼ってありますよね、こいうのです。  では、市内に幾つあるのかお示しください。        市長公室長 安井賢悟君〔登 壇〕 180: ◯市長公室長(安井賢悟君)[ 331頁]  海抜標高表示につきましては、市内の中部電力所有の電柱221か所に表示しております。  この表示の設置数については、何か所に表示することが十分であるかというのは一概には言えませんが、こうした表示を設置することで、この地域が海抜ゼロメ-トル以下であるということを正しく理解していただく有効な手段であるというふうに考えております。  なお、海抜標高の表示につきましては防災ハザードマップの中にも掲載し、周知しているところでございます。以上でございます。 181: ◯3番(伊藤久夫君)[ 331頁]  実はこの質問をいたしましたのは、2019年に神守小学校区自主防災会が500名の方を対象に行った防災アンケートで、家の前の道路は海抜何メートルか知っていますかという問いがありました。「知らない」が45%、「知っている」あるいは「多分知っている」という人が54%ありました。しかし、残念なことに、その54%の方のうち、誤差50センチ以内で認識していたのは32%しかありませんでした。市長の御自宅の辺り、ここの辺りに住んでみえる方が、プラス1.5メートル以上のところにお住まいだという御認識の方もありました。  どういうことかというと、お聞きしたアンケートを取った中で50センチ以内の誤差で認識している方は17.3%しかなかったということです。市内全域で221か所表示がしてあるということは、よく見かけるというレベルではないということだけは言えるのではないでしょうか。  では、この電柱に表示してある海抜標高表示は誰が設置したのでしょうか。そして、表示の仕方にルールはあるのでしょうか。        市長公室長 安井賢悟君〔登 壇〕 182: ◯市長公室長(安井賢悟君)[ 332頁]  この海抜標高の表示は、つしま成長戦略の「防災・減災モデル都市、つしま」に関わる事業としまして、この地域の現状を正しく理解していただくために実施したものでございます。自主防災組織の方々をはじめとする地域住民皆様に御協力いただきながら市が設置したものでございます。  表示の方法につきましては、中部電力との協議におきまして、1本の電柱につき1個に限るものとすること、地上から1.4メートル付近に取り付けること、その他素材や設置方法などの取決めをしておるところでございます。以上でございます。 183: ◯3番(伊藤久夫君)[ 332頁]  1.4メートルとのことですけれども、市内周っていただければ分かりますが、自由なところにつけてあります。2メートル以上のところにもありますし、いろんなところにありますが、そろそろシールの縁が剥がれかけてきておりますので、また見直しの時期が近いではないかなと思っています。  このシールというか、海抜標高表示というのは、市民の皆さんの自助の意識を促すためには絶好の情報提供だと思います。他市の事例を調べてみましたら、実は海抜標高表示に加えて近隣の河川の堤防の高さの表示、あるいは今申し上げた想定浸水深、それから最も近い避難所の名前、方向、距離などが書かれていることがあります。大変多くの都市で工夫がなされております。  現在あるこの海抜標高表示に、想定浸水深などを加えることは考えられますでしょうか、お示しください。        市長公室長 安井賢悟君〔登 壇〕 184: ◯市長公室長(安井賢悟君)[ 332頁]  現在の標高表示、これを想定浸水深の表示にすることにつきましては、今後どういった表示がより適切なのか、そういった観点も視野に入れて検討してまいりたいというふうに考えております。以上でございます。 185: ◯3番(伊藤久夫君)[ 332頁]  分かりやすい海抜表示をたくさん市内にすれば、毎日見ていただきますので、市民の方々は防災意識は必ずや高まっていくでしょう。  しかし、その反面、津島市の電柱にたくさんマイナス何メートルだとかいっぱい貼ってありますと、新たに津島に転入しようかなと思って下見に来た人は、その電柱を見てちゅうちょするわけですね。なので、どっちが正しいだろうかというところでジレンマがあるんじゃないかと思うんですが、これはまずは今市民である、今津島市を構成していただいている市民の皆さんをきちんと安全に守っていくことが第一義的であり、その後、市を維持していくためにも転入者を増やしていくといったことだと思いますので、この順序はぜひ忘れていただきたくないなと思いまして、私からの一般質問を終わります。ありがとうございました。 186: ◯議長日比野郁郎君)[ 333頁]  以上をもって、本日の日程は全部終了いたしました。  なお、3月8日からは各常任委員会が開催されますので、よろしくお願いをいたします。  次の本会議は3月25日午前9時から開議いたします。  本日はこれをもって散会いたします。        午後 2時31分 散会  ──────────────── ◇ ◎ ◇ ──────────────── 発言が指定されていません。 Copyright (c) Tsushima City Assembly Minutes, All Rights Reserved. ↑ 本文の先頭へ...